3モーター搭載でEV最速なるか…テスラの新パワートレイン試作車をニュルで目撃

EV最速をねらうテスラ モデルS の試作車(スクープ写真)
EV最速をねらうテスラ モデルS の試作車(スクープ写真)全 16 枚

テスラは、ニュルブルクリンクにおいて「4ドアEVセダン最速を狙う」と宣言。タイムアタックをおこなうための試作車が、テスト走行を開始した。その様子をスクープサイトSpyder7のカメラがとらえた。

試作車は、ローダウンされたボディにより広いフェンダーフレア、大径の軽量ホイール、ミシュランカップ2Rパフォーマンスタイヤ、リップスポイラー&トランクリッドスポイラーを装着。キャビン内にロールケージを配置し、フロントバンパーのエアインテークも大型化されているほか、ベースモデルには装着されていないカーボンセラミックブレーキが確認できる。

注目は、このテスト車両が既存の「Ludicrous」モード以上のパフォーマンスを発揮する高性能「Plaid」(プレイド)パワートレインを備えている点だ。テスラ「モデルS 100D」が2つのモーターを装備するのに対し、この新パワートレインは3つの電気モーターを持つという。「プレイド」の詳細は間もなく発表される予定で、モデルSを始め『モデルX』『ロードスター』に順次搭載していくと予想される。

イーロン・マスクCEOはツイッターで、ラグセナカにおいてこの試作車が4ドアEV最速を更新したとツイート。ジャガー『XE SVプロジェクト8』の記録を、1秒近く縮める1分36秒555を叩き出したと発表している。

ポルシェ『タイカン』のニュルにおける4ドアEV最速記録を塗り替えるべく、テスラは9月21日と25日にニュルブルクリンクを予約したと報じられており、期待が高まる。また記録を狙う「モデルS」のハードコアモデルは市販化も視野に入れているようだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る