BMW X4 新型、初の「M」は510馬力…フランクフルトモーターショー2019

3.0リットル直6ツインターボは2つの仕様

0~100km/h加速4.1秒で最高速285km/h

Mモデルらしい専用の内外装

BMW X4M コンペティション(フランクフルトモーターショー2019)
BMW X4M コンペティション(フランクフルトモーターショー2019)全 23 枚

BMWは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)に、『X4M』(BMW X4M)を出展した。

画像:BMW・X4M

同車は、BMWの主力SUVクーペの新型『X4』をベースに、『M3セダン』や『M5』などの開発と生産を行うBMW M社が手がけた高性能モデルだ。「Mパフォーマンス」仕様の「M40i」グレードを除けば、X4に「M」が設定されるのは、今回が初めてとなる。

3.0リットル直6ツインターボは2つの仕様

パワートレインに関しては、Mの「ツインパワー」ターボテクノロジーと高回転特性を備えた新開発の3.0リットルストレート6エンジンを搭載する。燃料をエンジンの燃焼室に吹き込む高圧フューエルインジェクションの噴出圧力を、従来の200barから350barに引き上げた。空気と燃料の混合効率が向上し、燃焼効率が大幅に改善したこの直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力480hp/6250rpm、最大トルク61.2kgm/2600~5600rpmを発生する。

シリンダーヘッドのヘッドコアの成形型には、3Dプリント技術が初めて採用され、従来の金属加工技術では困難だった複雑な形状成形が可能となった。そして、さらなる軽量化を実現するとともに、クーラントダクトを自由に配置することができるようになり、より効率的な温度管理が可能になった。BMW X4M コンペティションBMW X4M コンペティション

トランスミッションは8速「ステップトロニック」だ。4WDシステムの「xDrive」にも、Mがチューニングを実施した。これは、新型M5で初めて導入されたテクノロジーだ。X4Mでは、4輪が常に最高のパフォーマンスを発揮するよう、エンジンパワーを伝達するインテリジェントな4WDシステムとなる。動力性能は、0~100km/h加速が4.2秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、リミッターが解除でき、最高速は280km/hに到達する。

0~100km/h加速4.1秒で最高速285km/h

さらなる高性能を求める顧客には、『X4Mコンペティション』を用意する。3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力が30hp強化され、510hp/6250rpmを獲得する。最大トルクは61.2kgmと変わらないが、2600~5950rpmと高回転側のより幅広い領域で引き出される。

トランスミッションは8速ステップトロニックで、駆動方式は4WDのxDriveだ。X4Mコンペティションは、0~100km/h加速が4.1秒と標準モデルよりも0.1秒速い。最高速は250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーズパッケージでは、リミッターが解除され、最高速は285km/hに到達する。BMW X4M コンペティションBMW X4M コンペティション

Mモデルらしい専用の内外装

エクステリアは、大きな開口部を持つ専用フロントバンパーを採用する。これは、エンジンやトランスミッション、ブレーキの冷却性向上に配慮したもの。4本のエグゾーストを組み込んだリアバンパーも、Mモデルらしい専用装備だ。フロント、サイド、リアのデザインは、エアロダイナミクス性能の向上を追求したものとなる。

X4Mコンペティションでは、キドニーグリルがブラック仕上げとなる。前後バンパーとサイドスカートは、フルカラー仕上げ。ボディカラーは、トロントレッドメタリックとドニントングレイメタリックなど、全7色を用意する。

タイヤサイズは、フロントが255/45ZR20、リアが265/45ZR20。X3MコンペティションとX4Mコンペティションでは、フロントが255/40ZR21、リアが265/40ZR21と、1インチ大きくなる。

インテリアは、Mマルチファンクションシートを標準装備する。ヘッドレストにイルミネーション付きのMエンブレムが施された。カーボンファイバーのインテリアトリムや、ミッドランドベージュのアルカンターラ仕様も選択できる。

《森脇稔》

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