デンソーと中部電力、デマンドレスポンスサービス対象機器に蓄電池とV2H充放電器を追加

「CO-エネ」サービス
「CO-エネ」サービス全 1 枚

デンソーと中部電力は、今年2月より家庭向けに提供しているデマンドレスポンスサービス「CO(コ)-エネ」について、2020年1月より、対象家庭機器に蓄電池やV2H(Vehicle to Home)充放電器を追加すると発表した。

同サービスは、中部電力が提供する顧客参加型取引サービス「これからデンキ」のひとつとして展開する、電気の使い方の工夫を買い取るサービスだ。具体的には、電力使用量の多い夏場や、太陽光発電の発電量が多い時間帯など、中部電力が電力の需要と供給のバランスを調整したい場合に、デンソーのHEMS(Home Energy Management System)を介して、家庭の機器を自動でコントロール。協力した家庭には、機器のコントロール時間に応じた対価を「買取額」として支払うというものだ。

これまで、コントロール対象の機器は、全館空調とエコキュートの2種類だったが、今後、蓄電池や電気自動車(EV・PHEV/PHV)の普及が見込まれることから、蓄電池やV2H充放電器の充放電のタイミングを自動でコントロールする機能を新たに拡張したサービスを試行的に開始する。

今後、FIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)にもとづく買取期間満了後、中部電力と契約を継続または、トヨタホームに住み、蓄電池やV2H充放電器を導入する顧客に提案していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る