ドゥカティ ムルティストラーダ、累計生産10万台突破…16年で達成[ヒストリー]

10万台目のドゥカティ・ムルティストラーダ:1260パイクスピーク。ドメニカーリCEO(向かって左)と、オーナーになるハヤードさん
10万台目のドゥカティ・ムルティストラーダ:1260パイクスピーク。ドメニカーリCEO(向かって左)と、オーナーになるハヤードさん全 13 枚

ドゥカティは9月17日、生産開始から16年で『ムルティストラーダ』シリーズが累計生産台数10万台を達成したことを発表した。

10万台目のムルティストラーダは、ドイツのドゥカティスタ、デイブ・ハヤードがデュッセルドルフのディーラーでオーダーした『1260パイクスピーク』だった。

ドゥカティのマルチパーパスモデルであるムルティストラーダには、常に最先端のテクノロジーが搭載されてきた。2010年には、モーターサイクルの特性を劇的に変化させる「ライディングモード」を初搭載。「4台のバイクを1台に」というキャッチフレーズが広告キャンペーンに採用された。2014年に導入されたD|Airバージョンでは、センサーが検知した情報を使用して、専用のエアバッグ・ジャケットを作動させるシステムを業界で初導入。2015年には、可変バルブタイミングエンジンを搭載した最初のモーターサイクルを発表した。

10万台目のムルティストラーダには、トップブリッジに記念のレーザー刻印が施され、納車式ではドゥカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOが直接引き渡すというサプライズが演出された。

現在、ムルティストラーダファミリーは、950cc(113ps)モデルに2つ、1260cc(158ps)モデルに5つの合計7つのバージョンが用意されている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る