初代『ジムニー』の誕生から今年で49年。20年ぶりのフルモデルチェンジを受け、昨年デビューした4代目ジムニー、『ジムニーシエラ』は、未だに納期が最短でも10ヶ月などとも言われているほどに人気が高い。基本的なコンセプトやメカニズムなど先代からのDNAを受け継ぎ、進化した新型ジムニーのスペックや試乗記、カスタム例をまとめた。
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四輪駆動車としての性能進化 145万8000円から発売
スズキは、軽四輪駆動車『ジムニー』および、ジムニーをベースに小型車規格とした『ジムニーシエラ』を20年ぶりに全面改良し、7月5日より販売を開始する。
新型ジムニー/ジムニーシエラは、半世紀におよぶジムニーならではのこだわりと技術を継承しつつ、ジムニーに求められる本格的な四輪駆動車としての性能をさらに進化させた。
四輪駆動車としての性能進化 145万8000円から発売 画像
【シエラ 試乗】今度のシエラ、売れるんじゃない?…中村孝仁
軽自動車の『ジムニー』に対し、小型車枠のモデルが『ジムニーシエラ』と呼ばれることはご存知の通り。これまでは年間およそ4万台の総販売に対し、ジムニー1万5000台、シエラ2万5000台というのが、アバウトな販売比率であったそうである。
といってもこれ、グローバルでの話で、国内に目を向けると1万5000台というジムニーのほぼ全量が国内で、2万5000台というシエラの販売の限りなく全量に近い数値が海外での販売。つまり、ジムニーシエラの国内販売は、ほとんどなかったのである。だからそれは販売目標にも表れていて、今回のモデルでもジムニーが年間1万5000台を目標にしているのに対し、シエラはたったの1200台。それが発売開始わずか2週間で、シエラの受注は3600台に達したというから、今回はシエラも相当に国内販売が期待できそうな雰囲気なのである。
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【試乗】ひさびさに現れた「乗ってみたくなる日本車」…河村康彦
販売の立ち上がり絶好調! と、そんな景気の良いニュースが届くようになって久しい新型『ジムニー』と新型『ジムニーシエラ』。乗ったのは、ボディサイズとエンジン排気量が軽自動車の規格内に収められた“ドメスティック・バージョン”であるジムニーのMT仕様と、そんなジムニーをベースにオーバーフェンダーや専用バンパーの採用などで、全幅と全長にアドオンが行われたシエラのAT仕様だ。
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【試乗】日本のクルマ好きもまだまだ捨てたもんじゃない…諸星陽一
◇ユーザーの心を惹きつけるもの
ネット上に流布されている情報によれば、納車待ちは1年以上にもわたるという新型『ジムニー』。その魅力は試乗によって明らかになった。
じつに20年ぶりとなるフルモデルチェンジとなったジムニー。まずはパッと見たときに明らかにジムニーであることが理解できるデザインとシルエットが最大の魅力だろう。とくに新型は先代の丸みを帯びたデザインとは異なり、2代目や初代のようにフラットなパネルを使った四角いシルエットとなった。
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無事に帰ってこられるように…機能を表現した[デザイナー インタビュー]
スズキ『ジムニー』が、20年ぶりにフルモデルチェンジした。そのデザインは、機能を素直に表現したものだという。そこで内外装のデザイナーにその理由やポイントについて話を聞いた。
◇めったにないチャンス
----:エクステリアデザインを担当した山本さんは、ほかにも多くのスズキのクルマを手掛けていますが、今回ジムニーのフルモデルチェンジをするということを聞いた時、どのように感じましたか。
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本気で遊べる“牽引”仕様にした日本自動車大学校 NATS…東京オートサロン2019[詳細画像]
日本自動車大学校NATSは、1月11日から13日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された東京オートサロン2019にて、新型スズキ『ジムニー』のカスタマイズカーを出展した。
『NATS JIMNY ADVENTURE』と名付けられたそのジムニーは、ピックアップ+トレーラー仕様にカスタマイズされ、存在感を放っていた。
本気で遊べる“牽引”仕様にした日本自動車大学校 NATS…東京オートサロン2019[詳細画像] 画像
日本自動車大学校 NATS「NATS JIMNY ADVENTURE」(東京オートサロン2019)
どうカスタマイズするか…大阪オートメッセ2019[詳細画像]
カスタムカーの展示会のひとつの見所は、直前に発売された新型量産車を、ショップがどのようにカスタマイズしてくるか、だ。大阪オートメッセ2019(2月9~11日、インテックス大阪)での注目の1台がスズキ『ジムニー』新型だ。
もともと人気のSUVで、アウトドアとはなじみがいい。アウトドアとひとくちに言っても、そこで何をするかは様々だ。各ショップがどんなねらいでどんなカスタムを施してきたか、見比べるのも楽しい。(((