パイオニア、自動運転事業を分社独立へ 3D-LiDAR活用の技術開発を加速

パイオニアの3D-LiDARセンサー(標準タイプ)
パイオニアの3D-LiDARセンサー(標準タイプ)全 1 枚

パイオニアは、自動運転関連事業を担うスマート&オートノマスモビリティ事業グループの事業活動を承継する新会社「パイオニア スマートセンシングイノベーションズ」を新設分割により10月1日付で設立すると発表した。

パイオニアは、2020年以降の本格的な量産を目指し、高性能で小型かつ低コストなMEMSミラー方式の3D-LiDARセンサーの開発を進めている。3D-LiDARセンサーは、レベル3以上の自動運転の実現や高精度な物体認識・データ収集に不可欠なキーデバイスと言われており、同社は昨年より、2018年モデルを提供するとともに、3D-LiDARセンサーを活用した高精度な「物体認識アルゴリズム」および「自車位置推定アルゴリズム」の開発を行っている。

新会社は、スマート&オートノマスモビリティ事業グループの高木晴彦部長が社長に就任。3D-LiDARセンサーを核としたセンシング技術を軸にパイオニアグループの自動運転関連事業をさらに推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る