川崎重工、通期予想を下方修正 円高や精密機械・ロボット事業の不振が影響

カワサキ(ミラノモーターサイクルショー2018)
カワサキ(ミラノモーターサイクルショー2018)全 2 枚

川崎重工は、7月30日に公表した2020年3月期通期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想を下方修正すると発表した。

【画像全2枚】

売上高は前提となる為替レートを1ドル=110円から107円、1ユーロ=125円から118円に見直したことによる減少に加え、精密機械事業における建機向け油圧機器の販売減やロボット事業における半導体関連向けロボットの販売減等が影響。前回公表値から400億円減少の1兆6600億円となる見通しだ。

営業利益は、為替差および精密機械・ロボット事業の販売減等により160億円減少の560億円、経常利益は営業利益の減少に加え為替差損の増加等により200億円減少の410億円、当期純利益は130億円減少の250億円となる見通しだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  4. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  5. 日産『セントラ』新型、米国小型セダン市場に新風…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る