マクラーレン日本支社代表「新たなフェーズに入った」…世界初の認定中古車販売店をオープン

マクラーレンの認定中古車販売店「マクラーレン クオリファイド東京」
マクラーレンの認定中古車販売店「マクラーレン クオリファイド東京」全 3 枚

マクラーレン・オートモーティブの直営販売店、マクラーレン東京は10月3日、世界初の認定中古車販売店「マクラーレンクオリファイド東京」をオープンすると発表した。建物は英国本社オフィスをイメージして開放感のあるようにしたという。

マクラーレン クオリファイド東京は東京都江東区有明の東京テクニカルセンター内にあり、敷地面積は約600坪(2056平方m)。建物は大きく湾曲し、開放感あふれる8mの吹き抜けのエントランスと2階にはソファやテーブルなどを置いたVIPルームがある。

「国内の保有台数は、今年5月に1000台を超えるという節目を迎えた。ここ数年、マクラーレンからマクラーレンへ乗り換えるお客が増えてきている。今までは新車中心のビジネスだったが、これからはお客さまのケアをより充実させるようなアフターサービス、さらには下取りとして入ってくる良質な中古車を新しいお客に提供する活動をもっと積極的に展開していく、新しいフェーズに入った」とマクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社代表の正本嘉宏氏は説明する。

マクラーレンの中古車販売は全世界的に大きく伸びており、昨年に比べ27%増、とりわけ日本が属すアジア・パシフィックは48%増と高い伸びを示しているという。そこで中古車を直営店で扱い、そのお客を取り込もうと考えたわけだ。これまでは代理店が認定中古車を買い取り、販売していた。

マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社代表の正本嘉宏氏(右)とマクラーレン東京社長の川本錦一氏マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社代表の正本嘉宏氏(右)とマクラーレン東京社長の川本錦一氏

正本氏によれば、マクラーレン クオリファイドには3つの特徴があるとのことだ。その3つとは、最高の車両品質、安心した保証内容、そして万一の時をカバーするアシスタンス・サービスだ。

例えば、最高の車両品質については、マクラーレンの基準に適合したクルマを認定のメカニックが作業し、最高のセッティングを施したものだけをマクラーレン クオリファイドと呼ぶ。もちろん補修パーツは純正のものを使用する。

2階のVIPルーム2階のVIPルーム

保証については、最低1年間、年間最大2万kmまでを保証し、2年保証への延長も可能になっており、補償申請上限額を撤廃した。アシスタンス・サービスについては宿泊を含む代替交通手段の提供を行う。

「これからグローバルでマクラーレン クオリファイドをブランドとして強化していく。いままでマクラーレンに近寄りがたかったという新しいお客にマクラーレンが自信を持って提供するマクラーレン クオリファイドを体験してもらいたい」と正本氏は強調していた。

《山田清志》

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