アウディ、5G通信でドイツテレコムと提携 2020年から実証テストへ

提携を結んだアウディ、ドイツ・インゴルシュタット市、ドイツテレコムの首脳
提携を結んだアウディ、ドイツ・インゴルシュタット市、ドイツテレコムの首脳全 3 枚

アウディ(Audi)は10月2日、ドイツ・インゴルシュタット市とドイツテレコムとの間で、5G通信テクノロジーに関する提携を締結した、と発表した。

将来の5Gセルラーネットワークでは、大幅に広い無線帯域と実質的にリアルタイムのネットワーク応答が可能になる。5Gは、異なる道路利用者間のコミュニケーションや自動運転、モノのインターネット(IoT)への接続に不可欠な技術的基盤になるという。

5Gアプリケーションのひとつは、5Gネットワークを介して、交差点の信号機が車両や他の道路利用者と、匿名化されたデータをやり取りすること。これにより、ドライバーや車両が、予期しない動きにより迅速に反応できるようになるという。また、歩行者と自転車のモバイル5Gデバイスを、インフラストラクチャと車両の間のリアルタイム通信に組み込むこともできる。

さらに、5Gなどの新しいテクノロジーは、駐車スペース探しに要する時間を短縮できる。駐車場を探し回る車は、都市の交通量のかなりの部分を占めている。駐車スペースの空き情報は、リアルタイム情報として、ドライバーに伝達されるという。

アウディは、2020年からドイツ・インゴルシュタット市において、5Gの実証テストを行う、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る