梅田は「埋田」だった…発掘された初代・大阪駅の工事中写真を公開 10月11日から

これまで謎だった初代・大阪駅の完成に至るまでの写真などが、このようにポスターで構成され、公開される。
これまで謎だった初代・大阪駅の完成に至るまでの写真などが、このようにポスターで構成され、公開される。全 4 枚

JR西日本は10月11日から初代大阪駅の工事写真を大阪駅桜橋口中2階通路で公開する。

大阪駅は、大阪~神戸間が日本で2番目の国有鉄道として開業した1874年5月に開業したが、今回、初代・大阪駅舎が着工し、完成に至るまでの写真が発見されたという。

写真は初代駅舎の工事開始時から、1901年7月に完成した2代目駅舎までのものを16枚のポスターで構成して展示。大阪駅が立地する梅田の名が、建設当時の明治初期は、低湿地に位置していたことから付けられた、江戸時代以前の「埋田」になっていたことや、日本政府の招きにより1870年に来日し、1872年10月に正式開業した新橋(後の汐留)~横浜(現・桜木町)間や大阪~神戸間の鉄道建設を手がけたイギリス人技術者であるジョン・イングランドについても触れる。

10月27日まで公開され、初日の10月11日は13時30分からの公開となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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