スバル インプレッサ に2020年型、表情変化…今秋米国発売へ

バンパーやグリルが新デザイン

新マルチメディアシステム

2.0リットルのボクサー4は152hp

最新のアイサイト

スバル・インプレッサ の2020年モデル(米国仕様)
スバル・インプレッサ の2020年モデル(米国仕様)全 15 枚
SUBARU(スバル)の米国部門、スバルオブアメリカは、『インプレッサ』(Subaru Impreza)の2020年モデルを今秋、米国市場で発売すると発表した。

2020年モデルは、現行型のデビュー以来、初の本格改良を受けたモデルとなる。外装を中心に変更を受け、4ドアセダン(日本名:『インプレッサG4』に相当)と、5ドアハッチバック(日本名:『インプレッサスポーツ』に相当)が、米国で同時にデビューしている。

◆バンパーやグリルが新デザイン

エクステリアは、フロントバンパーやグリルのデザインを変更した。5ドアハッチバックは、リアコンビネーションライトが新しい。ボディカラーには、新色のオーシャンブルーパールが用意されている。

「スポーツ」グレードには、ブラック仕上げのフロントグリルやボディ同色ロッカーパネルを装備した。5ドアハッチバックには光沢ブラックのリアゲートトリム、4ドアセダンにはトランクスポイラーが装備される。

室内には、タッチスクリーン付きの「SUBARU STARLINK」6.5インチマルチメディアシステムを標準装備した。アップルの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」に対応する。燃費情報を備えた多機能ディスプレイも装備される。新機能として、衝突検出ロック解除機能を備えた自動パワードアロックが全車に標準装備された。

スポーツグレードは、専用のブラック&グレー内装を採用した。ステアリングホイール、シフトレバー、インストルメントパネル、ドアトリムなどには、赤いステッチが添えられる。インストルメントパネルには、専用のスポーツメーターと多機能ディスプレイが組み込まれた。

◆新マルチメディアシステム

また、スポーツには、SUBARU STARLINKの8.0インチマルチメディアプラスシステム、プッシュボタンスタート付きキーレスアクセス、アルミ製ペダル、革巻きステアリングホイール&シフトレバーなどが装備されている。

この8.0インチマルチメディアプラスには、Wi-Fiホットスポット機能、無線アップデート、近距離無線通信を追加した。ナビゲーションシステムを備えた最上位の8.0インチマルチメディアは、「TomTom」の3年間無料の無線地図更新、3年間無料の「SiriusXM Traffic」付きの音声コマンドナビゲーションが装備される。

2020モデルには、新たに後席リマインダーをオプション設定した。これは、車両から降りる前、後部座席を確認するようドライバーに警告するものだ。子どもやペットを車内に置き忘れることを防ぐのに役立つ。

◆2.0リットルのボクサー4は152hp

インプレッサの2020年モデルには、直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力152hp、最大トルク20kgmを引き出す。トランスミッションはグレードに応じて、5速MTまたはリニアトロニックCVTを組み合わせる。

スポーツグレードには、専用チューニングサスペンションや新デザインの18インチアルミホイールを装備した。「アクティブ・トルク・ベクタリング」も導入する。セダンには、ステアリングホイールのパドルシフトとドライバーがモード選択できる「SI-DRIVE」を採用した7速マニュアルモード付きリニアトロニックCVTが標準装備された。

SI-DRIVEでは、「インテリジェント」または「スポーツ」モードを選択することで、ドライバーが車両のスロットル特性を調整できる。インテリジェントモードは、燃料節約のためにアクセルをスムーズに操作するのを支援し、スポーツモードは、パフォーマンスを強調するためにスロットルを調整する。5ドアには、ショートストロークの5速MTを標準装備した。

◆最新のアイサイト

2020年モデルには、CVT車に最新の「アイサイト」を標準装備する。車線変更アシスト付きブラインドスポット検出、リアクロストラフィックアラートなどを用意した。「STARLINK セーフティプラス」パッケージでは、SOS緊急アシスト、自動衝突通知、メンテナンス通知、車両診断レポート&診断アラートが含まれる。

「STARLINK セーフティプラス&セキュリティプラス」パッケージは、盗難車両発見サービス、車両セキュリティアラーム通知、リモートロック/ロック解除、リモートホーン&ライトを備えたリモートエンジンスタートを装備する。「STARLINKコンシェルジュ」パッケージは、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、サービスの予約などが行える。

《森脇稔》

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