FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下のダッジは、高性能4ドアセダン『チャージャーSRTヘルキャット ワイドボディ』をさらに強化したモンスターサルーン・カスタムカーを、11月の「SEMAショー」にて初公開すると発表した。
「チャージャーSRTヘルキャット」は、2015年に『チャージャー』に設定された最強グレードで、前年には、プラットフォームを共有する2ドア版『チャレンジャー』にも設定されている。心臓部には、最高出力707psを発揮する6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載、0-100km/h加速は3.6秒のパフォーマンスを持っており、「世界で最も強力で最速のセダン」と伝えられている。
公開されたティザーイメージでは、フロントクリップ全体がカーボンファイバーで構成されているように見えるほか、新しいタイヤとホイールを装備し、フロントにはエキゾーストパイプも見てとれる。
ハイライトはその心臓部だ。詳細は明かされていないが、駆動方式を全輪駆動に改良、『チャレンジャーSRTデーモン』のパワートレインをベースとしたエンジンを搭載、ツインターボ化することにより、最高出力は1,219psを叩き出すという。
ダッジ チャージャーSRTヘルキャット ワイドボディ尚、このカスタムカーは量産されず、世界に1台のモデルとなるという。