ウィラー、ベトナムで日本品質の都市間バスの運行を開始

マイリンウィラー エクスプレス
マイリンウィラー エクスプレス全 4 枚
ウィラーの在ベトナム子会社であるマイリンウィラーは、ハノイからタンホアを結ぶ都市間バス「マイリンウィラー エクスプレス」の運行を10月14日より開始した。

ベトナムにおける都市間移動はバスが主な交通手段だが、近年、その信頼性を高めてほしいとの要望が多くなっている。そこでマイリンウイラーは、マイリンのこれまでのベトナムでの運輸事業の経験や実績に、日本で運行しているウィラーエクスプレスと同じサービスや運行管理を導入したマイリンウィラー エクスプレスの運行を開始した。

具体的には、オンライン予約システムや日本で行われている運行管理体制を導入するほか、IoTを活用した遠隔での車両の動態管理や運転者の健康管理を行う。また、運行するバスはベトナムのバスメーカーTHACO社の車両に、日本のシートメーカー天龍工業の協力で開発されたウィラーオリジナルシート「リラックス」を搭載し、安心で快適な乗り心地を提供する。

マイリンウィラー エクスプレスは40人乗り大型バスおよび9人乗りリムジン車両を用い、ハノイとタンホア間の約150Kmを3時間強で結ぶ。1日16便(8往復)で今後2か月以内に22便(11往復)に増便予定。料金は15万ベトナムドン(約700円)より。

また、新たな試みとして、オンラインで都市間バスを予約するのと同時に、家やホテルなどの出発地からバスターミナルまで、またバスターミナルからオフィスやショッピングモールなどの目的地までのシェアバスを予約できるサービスも開始した。

マイリンウィラーでは、新サービス開始により、ベトナムにおける渋滞や交通事故、環境汚染などの社会課題の解決への一歩を踏み出すとともに、今後はさまざまな運行データを集積・解析し、さらなる促進を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る