欧州自動車5社、急速充電ステーションを400か所に拡大へ…2020年末までに

イオニティ(IONITY)の急速充電ステーション
イオニティ(IONITY)の急速充電ステーション全 3 枚

BMWグループ、ダイムラー、フォードモーター、ポルシェ、フォルクスワーゲングループの合弁会社、「イオニティ(IONITY)」は10月17日、欧州での電動車向け急速充電ネットワークを拡大すると発表した。

欧州で立ち上げられた超急速充電ネットワークが、イオニティだ。BMWグループ、ダイムラー(メルセデスベンツ)、フォードモーター、ポルシェ、フォルクスワーゲングループ(アウディを含む)が共同で設立し、電動パワートレイン搭載車向けの超急速充電ネットワークを整備している。

イオニティは、電動パワートレイン車の長距離走行を可能にするために、多数の充電ステーションの迅速な構築を目標としている。これは、電動車の普及に向けた重要なステップになる。イオニティのハイパワー充電ポイント、「HPC」では、出力350kWで急速充電が行える。

イオニティは今回、欧州での電動車向け急速充電ネットワークを拡大すると発表した。2020年末までに欧州で400か所の急速充電ステーションを整備する計画だ。

イオニティは、ドライバーは高出力充電器からの再生可能エネルギーを利用して、電動車を20分未満で充電できるようになる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る