クラリオン、未来に向けたコックピット ソリューションを展示予定…東京モーターショー2019

フォルシア クラリオン ブースイメージ
フォルシア クラリオン ブースイメージ全 1 枚

フォルシア クラリオンは、10月24日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開催される「東京モーターショー2019」に出展、開発を進める「コックピット・オブ・ザ・フューチャー」の技術をデモンストレーションと映像を中心に紹介する。

クラリオンは4月、大手自動車機器メーカーフォルシアグループに入り、ADAS、コックピットドメインコントローラー、インテリアモニタリングシステム、ディスプレイ&HMI、イマーシブサウンドシステムを中心に、エレクトロニクスとソフトウェアの範囲拡大を図っている。今回の東京モーターショーでは、フォルシア クラリオンブースで、未来のコックピットと持続可能なモビリティ分野でグループのノウハウを展示する。

「コネクテッド・プレミアム・サウンド・テクノロジー」は、オンラインテクノロジーと音響ソリューションの組み合わせで、4席の乗員の状況を自動検出し、各シートごとに最適な音場環境提供する新技術。デモカーにフルデジタルサウンド(FDS)も搭載し、優れたリスニング品質を提供する。

「ロング・レンジ・サモン」は、スマートフォンで自分の車を呼び出すことができる機能。完全な自律を目指さないことで、高額なセンサーやインフラ側の対応も不要。主に商業施設の駐車場での使用を目的としているが、過疎地における高齢者の交通手段としての活用などにも期待されている。

また、独自のHMIテクノロジー「クワッドビュー」を搭載する9インチAVナビゲーション「NXV997D」と8インチAVナビゲーションをタッチアンドトライコーナーで紹介する。クワッドビューは「ナビゲーション」「オーディオ」「ツール」「アプリケーション」の4エリアを1画面に表示。シーンに合わせた切り替えや、ドラッグ操作で各エリアの位置を上下・左右・斜めと好みに応じ入れ替えができる。

「ボイス-アクティベイテッド コックピット」は、さまざまなアプリを統合するAndroidベースのシステム。ブースでは、フォルシア クラリオンと家電が提供するスマートアクセスクラウドサービスのIoTにリンクされたデモとして、車内からのさまざまな家電の操作デモを行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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