東京-長野間の『あさま』が大幅減…10月25日から直通再開する北陸新幹線 台風19号

北陸新幹線の車両は、台風19号の影響で全車両の3分の1が被災し運用不能に陥っているが、直通再開後の暫定ダイヤでは、東京~金沢間の『かがやき』『はくたか』の減便が最小限に留められ、その分、東京~長野間の『あさま』が大幅に減便されることになった。写真は浸水した長野新幹線車両センターの北陸新幹線車両。
北陸新幹線の車両は、台風19号の影響で全車両の3分の1が被災し運用不能に陥っているが、直通再開後の暫定ダイヤでは、東京~金沢間の『かがやき』『はくたか』の減便が最小限に留められ、その分、東京~長野間の『あさま』が大幅に減便されることになった。写真は浸水した長野新幹線車両センターの北陸新幹線車両。全 1 枚

JR東日本とJR西日本は10月23日、東京~金沢間の直通運行を10月25日から再開する北陸新幹線の当面の運行計画を発表した。

それによると、運行本数は速達タイプの『かがやき』が上下各9本で、被災前より各1本減に留まる。停車駅が多い『はくたか』は被災前と変わらない上下14本となる。

一方、東京~長野間の『あさま』は上り12本・下り11本となり、被災前と比較して上りは5本減、下りは6本減となる。金沢~富山間の『つるぎ』は上り17本・下り18本で、上りのみが1本減となる。

これにより『あさま』の本数が大幅に減ることから、上越新幹線内では同新幹線の一部が本庄早稲田駅(埼玉県本庄市)に臨時停車するほか、臨時『たにがわ』も運行される。

また、北陸新幹線内では『はくたか』の一部が安中榛名駅(群馬県安中市)と佐久平駅(長野県佐久市)に臨時停車する。

なお、JR西日本では直通運行再開翌日の10月26日から、北陸新幹線上越妙高駅(新潟県上越市)と糸魚川寄りの峰山トンネル東側の区間で携帯電話の通信サービスを開始するとしており、北陸新幹線のJR西日本区間はすべて携帯電話の圏内となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  2. ハンマーヘッド顔の新型『アクア』にさらなる上質を、モデリスタがカスタマイズアイテム発売
  3. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る