バン事業移管後初の国内投入、トヨタ グランエース を発表したトヨタ車体…東京モーターショー2019

バン事業移管後初の国内投入、トヨタ グランエース を発表したトヨタ車体…東京モーターショー2019
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2019年10月23日、トヨタ車体は、自社ブースにてプレスカンファレンスを行った。登壇した代表取締役社長の増井敬二氏は、まず先日発表された『グランエース』を紹介し、次に3台のコンセプトモデルを披露した。

グランエースについては、「昨年11月にトヨタ自動車からミニバン、バスを含むバン事業のすべてを任され、当社が主体的に取り組むことになった。そのひとつの成果として、初めての国内投入されるのが「グランエース」だ」と手ごたえをのぞかせた。

また外装や室内環境についても「このワイドなボディ、一度見たら忘れられない圧倒的な存在感と迫力あるフロントデザイン。セカンドシートとサードシートには、ゆったりくつろげる専用の本革キャプテンシートを採用し、大人4人がゆったり座れる広さと上質な室内空間を創出した。また、最適な遮音・吸音材を設定することによって、様々な道路環境においても高級ワゴンにふさわしい心地よい静粛性を追求。私自身、試作段階から何度もテストコースなどで試乗した。エンジン音が気にならず、とても静かな室内で、ゆったり快適な乗り心地だった」と完成度の高さをアピールした。

続いて、『リゾートツアラーコンセプト』、『ビジネスライナーコンセプト』、『PMCV(ピーエムシーブイ)コンセプト』と名付けられた3台のコンセプトモデルも紹介された。

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増井氏はまずリゾートツアラーコンセプト、ビジネスライナーコンセプトの2台についてそれぞれ、「リゾートツアラーコンセプトは、これから更にインバウンドが増えていく中、ガイドブックには載っていないような、特別感のある場所へ御案内するのにふさわしい、豪華列車のようなハイヤーだ。対面4座シートに大人4人がゆったり座り、プロジェクターからテーブルに映し出された旅先の映像を見れば期待感が更に高まる。また、シートの間をセパレーターで仕切れば、プライートな空間が生まれ、テーブルに格納されたタブレットで映画を見るなど思い思いの時間を楽しむことができる。乗りこんだ瞬間から、優雅な旅の時間が始まる」

「ビジネスライナーコンセプトは、グローバルに活躍し、わずかな時間も無駄にしないビジネスパーソンが空港から次のビジネスシーンに移動するための、ワンランク上のスタイリッシュな送迎ハイヤーだ。スマートフォンでチェックインすると、予約した席へ足元ライトやシートが案内する。ジグザグに配されたシートは、左右に15度回転することで乗り降りがしやすく、シートに座れば自分だけの空間が生まれる。周りを気にせず、資料やメールの確認ができ、また、旅の疲れをいやすなど快適に過ごすことができる」と紹介した。

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残り1台は2030年を見据えた、ミニバンの新しい形であるPMCV(ピーエムシーブイ)コンセプト。ミニバンの企画、開発、生産を担ってきたトヨタ車体ならではの発想で考えられたクルマとのこと。

「現在のミニバンの多くは、シートアレンジのパターンは限られる。このPMCVコンセプトは、様々なライフシーンや乗る人数、載せるものに合わせてシートレイアウトアレンジを可能にした。全部で8つのモードがあり、大きな荷物を積むときは、後部座席を全部格納し、フラットなスペースには自転車やサーフボードなどの物が積み込める。また、7人がラウンジのように座って楽しく会話をしながら移動もできるなど、1人から7人まで様々なシートレイアウトアレンジを楽しみ、移動ができるこれからのミニバンだ」と語った。

ラグジュアリーな室内空間が魅力。ラグジュアリーな室内空間が魅力。

最後に、「トヨタが『Mobility for All』、すべての人に移動の自由と楽しさを届けることを目指す中、ミニバンは、たくさんの人が乗ることができ、広いスペースで多くの荷物も載せられるため、地域の足や乗り合いサービスなどのシェアリングや配送サービスにおいても、今後の活躍の場が更にひろがる可能性を秘めていると考えている。また福祉車両においても、ミニバンのバリエーションは多く、障がいのある方、お世話をする方ともに負担が少ない楽しい移動ができるモビリティをトヨタとともに作っていきたいと考えている。人々の暮らしを思い、寄り添い続け、お客様の声ひとつひとつに耳を傾け、私たちができることをやりきる。新しい喜びをお届けする。これこそ、トヨタ車体だからこそできる地道でもっとも大事なことだと思っている」と締めくくった。

《関口敬文》

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