東京モーターショー2019一般公開、来場者100万人目標にトヨタイムズも「きゅうじん」広告[新聞ウォッチ]

トヨタイムズの「きゅうじん」広告
トヨタイムズの「きゅうじん」広告全 4 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

きょう10月25日から一般公開する東京モーターショー2019。きょうの朝刊各紙には久しぶりに自動車メーカーの全面カラー広告が目を引く。読売は、日本自動車工業会の「『未来へのOPEN』東京から届けます。」をトップに、トヨタ自動車、日産自動車、スバル、ホンダ、マツダの自動車メーカー5社の合計6ページ。朝日の広告特集も、ルノー・ジャポンからトヨタ、日産、スバル、ホンダ、マツダの6ページ。

毎日は、トヨタ、スバル、日産、ホンダとモノクロの1ページには、ブリヂストン、住友ゴム工業,横浜ゴムのタイヤメーカー3社が出稿。産経はトヨタ、ホンダ、スバル、日産の4ページ。東京はスバル、日産、トヨタの3社を掲載している。

日経はトヨタというよりも社外報の「トヨタイムズ」。ひらがなの赤い文字で「きゅうじん・トヨタじどうしゃ」と、子ども向けに香川照之編集長のコラムを掲載している。

来場者数が150万人を超えたようなひと昔前ならば、東京モーターショーの公開日にはその関連の広告を別刷りにするほどの大量のページを掲載していたが、近年はトヨタをはじめ、多くのスポンサーはネット媒体を中心に出稿する傾向が強まり、自動車関連の新聞広告はめっきり減少していた。

それでも2年に一度の東京モーターショーは、その絶好のチャンス。今回は「来場者100万人」を目標に掲げており、その援護射撃に、各紙の広告担当者は腕の見せどころでもあるが、出展企業はNTTやパナソニックなど異業種を含めて180社以上を数えるわりには、広告は少ないようにも思える。

2019年10月25日付

●ゴーン被告裁判全面対決、弁護側「国策捜査」無罪主張へ(読売・33面)

●新幹線基地思わぬ弱点、6割が浸水想定エリアに(朝日・1面)

●日米自動車関税撤廃約束が焦点、貿易協定承認案、衆院審議入り(朝日・3面)

●「日の丸液晶」の落日、ずるずる支援 資金回収困難に(朝日・7面)

●北陸新幹線きょう直通再開、台風19号、通常ダイヤ年内困難(産経・1面)

●小泉氏植物由来のエコカーPR「イノベーション後押しする」(産経・4面)

●日産、欧州2工場売却検討、米報道(産経・9面)

●来秋、愛知・岐阜で「世界最高峰ラリー」東京モーターショー知事PR(東京・7面)

●英、見えぬ離脱延期の道筋、トヨタ操業一時停止(日経・2面)

●テスラ、最終黒字に「モデル3」量産軌道に、7~9月(日経・15面)

●フォード、減産止まらず、リストラ遅れ、中国・欧州が不振(日経・15面)

●自動運転レベル4の試乗、トヨタ、来夏に公道で(日経・15面)

●スバル、群馬の工場きょう再開(日経・15面)

●マルチ・スズキ、39%減益、7~9月インド販売落ち込み(日経・15面)

●スカイマーク国際線参入、サイパン便、来月就航(日経・16面)

《福田俊之》

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