BMW M4カブリオレ 新型に大接近…2020年デビュー、巨大グリルはどうなる?

BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真
BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真全 10 枚

BMW『4シリーズ カブリオレ』に設定される高性能モデル『M4カブリオレ』の最新プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが捉えた。

ニュルブルクリンク脇にある、「BMW Mテストセンター」に駐車中のプロトタイプ。ヘッドライトにはまだダミーが装着され、フロントエンド全体やテールライトにもカモフラージュが施されている。

今、世界が注目しているのは、フランクフルトモーターショー2019で初公開した『コンセプト4』の巨大グリルを装備するかという点だ。これまでで最も接近して撮影した画像からは、グリル上部のフレームがコンセプト4のデザインを反映していることがわかる。そのフレームは、ヘッドライトの下へ向かって伸びているように見え、大きな「鼻」が隠れている様子が伺える。

そのほか、大型化されたサイドベンチレーション、ワイドフェンダー、クロスドリル・ブレーキローターなどを装着しており、高性能モデル「M」であることは間違いない。クワッドエキゾーストパイプやリアディフューザーは、今後市販デザインへと仕上げられるはずだ。

BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真

アーキテクチャには、4シリーズカブリオレ同様に「CLAR」プラットフォームを採用、ホイールベースを延長し、メタルルーフからファブリックルーフへ変更されるのも特徴だろう。現行M4のハードトップは、クーペと比較し505ポンド(229kg)も重いので、この軽量化によりパフォーマンスの向上が期待できる。

新型パワートレインは、『X3 M』や『X4 M』から流用される3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は510psを発揮、現行モデルより60psもアップするとともに、最大トルクは550Nmから598Nmへ向上すると予想されている。

BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真

駆動方式はFRが基本だが、前輪駆動「xDrive」がオプション設定される。キャビン内では、よりスポーティなステアリングホイール、スポーツシート、カーボンファイバー・インサートなどが追加されるだろう。

M4クーペ次期型は2020年半ばまでに公開、カブリオレは2020年内のワールドプレミアが予想されている。巨大グリルは本当に装着されるのか、その答えはあと数か月で判明する。

BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真BMW M4カブリオレ 新型プロトタイプ スクープ写真

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  8. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る