トヨタが ダカールラリー2020 参戦体制を発表…前回覇者アルアティアや注目アロンソら4台でサウジへ

トヨタGAZOOレーシングがダカールラリー2020年大会の参戦体制を発表。
トヨタGAZOOレーシングがダカールラリー2020年大会の参戦体制を発表。全 8 枚

トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing=TGR)は24日、来年1月にサウジアラビアで開催されるダカールラリー2020年大会への参戦体制を正式発表した。前回優勝のナッサー・アルアティアや元F1王者フェルナンド・アロンソらが、4台のハイラックス(HILUX)で参戦する。

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南米最終開催となった2019年大会では、TOYOTA GAZOO Racing South Africaとして長く活動してきた陣営がトヨタにとって初となるダカール四輪総合優勝を達成。初のサウジアラビア開催となる2020年大会に向けては、そこにF1&WEC王者のアロンソが加わるなどした新体制で、TGRは“連覇”へと挑む。

4台のハイラックス(5リッターV8自然吸気エンジンをフロントミッド搭載)を駆るドライバーは、前回優勝者で総合優勝3回のナッサー・アルアティア、やはりダカール総合優勝経験者のジニール・ドゥビリエ(ジニエル・ド・ヴィリエールなどと表記される場合も)、ラリーモロッコ優勝等のキャリアがあるベルンハルト・テン・ブリンケ(表記はブリンクなどの場合も)、そしてF1&WEC王者フェルナンド・アロンソとなる。アロンソのコ・ドライバーを務めるのは、ダカールの二輪で5回の総合優勝経験を誇るマルク・コマ。

10月初めにあった2019年のラリーモロッコ、2020年ダカールの前哨戦的なイベントではドゥビリエが優勝、TGRは連覇に向け好発進したといえよう。アロンソ&コマの“スペイン英雄スーパールーキーコンビ”もテストや実戦参戦で着々と準備を進めており、ダカールラリーでの戦いぶりには全世界的注目が集まりそうだ。

ダカールラリー2020年大会は初舞台となるサウジアラビアでの開催が予定されており、日程は1月5~17日となっている。

《遠藤俊幸》

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