春秋航空が成田に初就航 東京・成田-上海間シャトル化も視野

成田空港に到着した上海(浦東)発初便の9C6217便
成田空港に到着した上海(浦東)発初便の9C6217便全 6 枚

春秋航空(本社:中国上海市)は10月27日、成田空港第3ターミナルにおいて成田~上海(浦東)線の運航を開始。搭乗口で就航を祝うセレモニーを開催した。春秋航空の日本法人としてはすでに成田を拠点空港として運行中だが、中国の春秋航空が成田に就航するのは初めてとなる。

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成田は春秋航空としては日本で8番目の就航空港で、今回の新規就航によって日中間の国際線は22路線となり、週120往復240便へと拡大する。また、首都圏での就航は2015年8月の羽田~上海(浦東)に続くもので、首都圏の空港2つに就航する唯一のLCCとなった。成田空港で同社はLCC用ターミナルである第3ターミナルを利用し、一日1往復をエアバスA320型機(186席)で運航する。成田発の初便である9C6217便(登録記号B-6931)には約8割となる160人が搭乗した。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、訪日観光客はますます増える見通しとされている中、春秋航空では同社グループの春秋航空日本との連携を測りながら「東京(成田)~上海(浦東)シャトル化構想」の実現を目指している。これは上海(浦東)を拠点とする同社と、成田を拠点とするグループ会社の春秋航空日本が相互に便数を増やすことで実現させようというもの。

挨拶に立った春秋グループ日本代表のワン・ウェイ氏によれば、「(その実現のために)グループ全体で1日3~4往復の運航を目指している」とし、「上海(浦東)をハブとして春秋航空が持つ中国国内のネットワークをに乗り継ぐことで成田から中国全土への利便性はさらに向上する」とコメント。「現在、年間800万人の中国人が中国から日本を訪れており、これは中国人の200人に一人が訪日している計算となる。これでも伸びしろはまだ十分あると考えている」とも語った。

一方、「日本からの旅客数は200万人にとどまっており、これを増やすことが喫緊の課題となっている。中国には50以上もの世界遺産があり、春秋航空を利用することでこれらを訪れるのも容易になる」と、シャトル化によるメリットを強調した。

《会田肇》

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