BMW 5シリーズ セダン&ツーリング 改良モデル、目玉は新グレード「545e xDrive」

BMW 5シリーズ 改良モデル(LCI)プロトタイプ スクープ写真
BMW 5シリーズ 改良モデル(LCI)プロトタイプ スクープ写真全 28 枚
BMWの欧州Eセグメントモデル、『5シリーズ』のLCI(Life Cycle Impulse=改良モデル)開発車両が、セダンとツーリング揃ってニュルブルクリンクで高速テストを開始した。

捉えたプロトタイプは、フロント及びリアに厳重なカモフラージュがほどこされており、バンパー、ヘッドライト、グリル、ベンチレーション、テールライトなどが再設計されることは間違いない。キドニーグリルが『X7』や『7シリーズ』新型のようにワイドになる可能性はあるが、少なくとも『M3/M4』新型で予想されるような下方向へ巨大化されることはなさそうだ。

キャビン内では、刷新された12.3インチのワイドなデジタルインストルメントクラスタや、最新技術機能を搭載。大型化されたインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイが見てとれる。またステアリングホイールは新デザインとなり、新しいコントロールボタンのセットを搭載していることも確認できる。

LCIの最大の注目は、『7シリーズ』に新たに設定されたPHEV、『745e』のシステム流用だ。745eは往来の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターではなく、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを軸にした新たなPHEVシステムへ進化している。システム合計の最高出力は389psだが、新たに加わる「545e xDrive」ではデチューンされ、最高出力375ps発揮、EV走行は25kmと予想される。

5シリーズLCIの登場は2020年後半が有力だ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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