アイシン精機の乗り合いサービス「チョイソコ」に2019年度グッドデザイン特別賞

アイシン精機の乗り合いサービス「チョイソコ」
アイシン精機の乗り合いサービス「チョイソコ」全 4 枚

アイシン精機の乗り合いサービス「チョイソコ」が、「2019年度グッドデザイン賞」にて、グッドフォーカス賞 [新ビジネスデザイン]を受賞した。

同賞は、新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する優れたデザインに贈呈される特別賞。アイシン精機の特別賞受賞は、2015年度のグッドデザイン・未来づくりデザイン賞受賞などに続き、4度目となる。

チョイソコは、主に高齢者や交通不便者を対象とした、電話申込みで自宅最寄り乗降場から希望の行き先乗降場まで他利用者との乗り合いで送迎する移動サービスだ。複数の利用者の目的地・到着時刻を専用システムにより計算。複数の利用者が乗り合わせた上で目的地まで送る仕組みとなっており、地図上のルートの計算には、カーナビゲーションの技術を応用している。行き先乗降場はエリアスポンサーとして協賛している事業者や公共施設に設置。アイシン精機とスギ薬局が運営主体となり愛知県豊明市で市民を対象に有償実証実験を行っており、今後全国に展開する予定だ。

今回の受賞では、行き先施設にスポンサーになってもらうことで、無駄なところには立ち寄らない効率性と採算性を向上させた、地域デマンド交通システムの新しい姿を提案している点などが高く評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る