重さ5トン、1500馬力のモンスター級トラックが宙を舞う MONSTER JAM 2019 IN JAPAN

空高く飛ぶモンスタートラック
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今期のプロ野球が終了し寂しさを感じる方は多くいると思うが、海の向こうからやってきたモンスターによって晩秋の所沢は再び熱気に包まれた。

モンスターとは、11月2、3日の2日間、埼玉県所沢市にあるメットライフドームで開催されたMONSTER JAMのこと。

2016年、大阪に日本初上陸したMONSTER JAMは、日本での開催は3年ぶり。今回2日間の来場者数は述べ2万4000人となり、前回の大阪開催の1万6000人(3日間)を大きく上回る動員数となった。

MONSTER JAMは、1992年にアメリカ・ミシガン州のポンティアック・シルバードームから歴史がはじまるエンターテイメントレーシングショー。その後、2004年にベルギー、スウェーデン、フィンランドで世界デビューを飾った。

ドームの中を走り回るトラック160cm以上の巨大タイヤを装着し、全高5m以上、重量約5トンという圧巻の8台のモンスター級トラックが、1500馬力の船舶用エンジンを搭載し、クレイフィールドを爆音とともに暴れまわる姿は、まさにエキサイティングそのもの。

さらにオーディエンス自らが、スマホアプリ(Judgeszone.com)を通して評価する採点スタイルも面白い。各競技終了後20秒以内に観客は採点を行い、大型スクリーンにすぐさま合計得点が表示されるため、会場と一体となる臨場感が味わえた。

イベント内容は、前段として関連グッズやアトラクションブース、フードコーナーなどを設けたフェスティバルエリアや、各モンスタートラックを間近で見られるPit Partyを用意。開場前からドーム前には多くのファンによって行列ができており、当日券を求めて並ぶ人々も多くいたほど。

そして16時00分からのショーでは、2台でスピードを競うタイムレース、アクロバティックなFMX走行、そしてクライマックスを飾るのはアクロバットを競うフリースタイル走行と、約3時間に渡る演目は終始興奮に包まれていた。

レースは、トーナメント形式で行われ、初日には日本でも人気の高い「MAX-D」がパワフルなドライブテクニックを見せて優勝。

そして初日の会場を一番熱狂させたのが、バリー・ムサワ選手が運転する「Zombi(ゾンビ)」。

難易度が高いと言われる「バックフリップ」に挑戦し、惜しくも失敗はしたが、勇敢にチャンレンジした姿勢に、この日の最高点がつけられ、1日目のチャンピオンとなった。

バリー・ムサワ選手が運転する「Zombi(ゾンビ)」会場では両手を前に出して踊る「ゾンビダンス」があちらこちで目撃された。ショーの最後には会場一体となって「ゾンビダンス」を踊るなど、まさにエンターテイメントな2日間のイベントが終了した。

■1日目スコア
1. Zombie 18pt
2. MAX-D 18pt
3. Scooby Doo 16pt
4. Grave Digger 12pt
5. Monster Energy 12pt
6. Megalodon 11pt
7. El Toro Loco 8pt
8. Wonder Woman 7pt

■2日目スコア
1. MAX-D 22pt
2. Scooby Doo 14pt
3. Grave Digger 13pt
4. Megalodon 13pt
5. El Toro Loco 13pt
6. Zombie 12pt
7. Monster Energy 11pt
8. Wonder Woman 4pt

■総合スコア
1. MAX-D 40pt
2. Scooby Doo 30pt
2. Zombie 30pt
3. Grave Digger 25pt
5. Megalodon 24pt
6. Monster Energy 23pt
7. El Toro Loco 21pt
8. Wonder Woman 11pt

今回の注目点は、フリースタイルモトクロスライダーとして X Gamesで3度の優勝に輝いた東野貴行選手がMONSTER ENERGYトラックで日本人初参戦したこと。エンジンをふかして会場を盛り上げると、初めてのパフォーマンスとは思えない力強いアクロバットな演技で観客を沸かせていた。

日本人ドライバーとして参加した東野貴行選手3年ぶりの日本での開催となった今回のMONSTER JAM。前回と比べてファミリー層が増えており、MONSTER JAMがファミリーエンターテイメントとしても認知され、ファンが増えてきていることは確実だ。 今後の日本での開催については、まだ未定だが、日本での更なるファン拡大を目指して、調整していきたいと話す。

これは確かに見た者にしか解らない興奮がある。次回の日本の開催はいつになるのか?

《吉澤憲治》

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