タクシーをお得に利用したい! 料金を少しでも安くする方法[マネーの達人]

タクシーをお得に利用したい! 料金を少しでも安くする方法[マネーの達人]
タクシーをお得に利用したい! 料金を少しでも安くする方法[マネーの達人]全 1 枚

「タクシーは高い」というイメージ、ありませんか?


それは決してイメージでなく、事実、電車やバスと比較するとタクシーは割高です。

しかし、ドア・トゥー・ドアのタクシーは、それだけで大きなメリットとなります。

この記事では、高品質なサービスを少しでもお得に受けてもらうべく、お得にタクシーを利用する方法を徹底的に紹介しましょう。


お得にタクシーを利用する方法

ウーバータクシーはプロモーションコードでお得




≪画像元:フジタクシー

「Uber Taxi」はアプリから配車を依頼するだけで、認可を受けている地元のタクシー会社が来てくれます

白タクではないのでぼったくられる心配もありませんし、地元のタクシードライバーですので道にも迷わないでしょう。

支払いはクレジットカードでも現金でもOKです。




≪画像元:Uber

これまで、淡路島、名古屋、大阪、仙台、青森、郡山、広島、京都、福山、福岡でサービスを提供し、そのたびにキャンペーンを展開してきたウーバータクシーですが、11都市目として高知でサービスを開始しました。

それを記念して12月31日まで、高知エリアで初めてウーバータクシーを利用する人限定で、乗車料金が3回無料(各回500円まで)になるキャンペーンを実施します。

アプリにプロモーションコード「kou2」を入力してから配車を依頼すれば適用されます

お得なキーワードの中でも「無料」は最強の殺し文句ですね。



≪画像元:MKタクシー

また、京都のMKタクシーでは、11月30日までに京都で初めてウーバータクシーを利用する人限定で、初回の乗車料金が無料(上限2,000円)となります

プロモーションコード「YKKT」を忘れずに入力してください

さらに、初回乗車から30日間、10回分の乗車料金が半額(各回2,000円)となります

お得な各種チケットを事前に購入しよう


タクシーではお得な各種チケットを利用することもできます。

いくつか種類がありますので、それぞれ説明しましょう。

「タクシーチケット」の支払いは新規入会の「JCB CARD W」でポイント10倍




≪画像元:JCB

まずは、タクシーチケットです。

タクシーチケットは誰が使っても構わないので、自分だけでなく接待をした人の帰りの足代として渡すのも効果的です。

JCBタクシーチケットは、1冊20枚綴りで330円の発行手数料を支払って購入します。

JCBのステッカーが貼ってあるタクシー会社ならば利用可能です。

降車時に乗客が

・ 自分の名前
・ 乗車区間
・ 乗車日
・ 乗車料金

を書いてドライバーに渡し、乗客は控えを受け取れば完了です。

後日、タクシー料金がタクシーチケット購入者にまとめて請求されるので、JCBカードで精算します。



≪画像元:JCB

この際に利用したいのは「JCB CARD W」で、入会後3か月間のご利用はポイント10倍となり、大変にお得です。

「回数券」は事前購入で5%お得




≪画像元:相互タクシー

タクシーチケットと似たようなものに「回数券」がありますが、タクシーチケットは後払いなのに対して、回数券は事前購入するものです。

大阪・京都を営業エリアとする「相互タクシー」では、500円 × 20枚綴り(合計1万円分)の回数券を9,500円で販売しており、5%お得になります

お得な運賃でタクシーに乗ろう


支払い方法でお得になるのもうれしいですが、そもそもタクシー料金が安くなればもっとお得です。

ここからは、お得な料金でタクシーに乗る方法を紹介しましょう。

複数箇所を回るのであれば「貸切」にするのがお得


観光や年末年始のお得意様回りで複数箇所を回る際に便利なのが、貸切タクシーです。

東京のタクシー会社「kmタクシー」では、以下のような料金で貸切タクシーサービスを提供しています。

・ 3時間:1万3,300円
・ 5時間:2万1,900円
・ 7時間:3万500円

途中で降りた遠方地から再びタクシーを手配すると迎車料金がかさみますが、貸切ならばその場で待機してくれるので迎車料金は発生せず、待ってくれている間もメーターが上がる心配はありません

貸切タクシーはアルファードなど高級ミニバンを使用するケースも多く、人数が多ければ1人当たりの出費は少なくなり、コスパは高いです。

空港送迎タクシーは定額運賃でお得です




≪画像元:MKタクシー

「空港 自宅・ホテル」の移動方法には、電車を利用する人も多いでしょう。

筆者もお金の節約のためにそうしていますが、電車は混雑していると荷物を持って立っていなければなりませんし、到着駅からの移動が結局面倒です。

タクシーが使えればベストですが、やっぱり運賃がネックです。

そんなときぜひ利用したいのが、空港送迎定額タクシーです。

タクシーですので、電車やバスのように出発時間を待つ必要も、乗り換えの手間もありません。

車内は専用の快適空間なので、移動の時間をゆったりと過ごせます。

それでいて、MKタクシーの場合は「成田空港 スカイツリー」が1万7,000円、「関西空港 梅田」が9,700円の定額運賃で安心です。

2~3人集まれば、割り勘して使えるのでとてもお得です。

クレジットカードの特典で、空港送迎タクシーがさらにお得です




≪画像元:三井住友トラストクラブ≫

「空港 自宅・ホテル」の移動に便利な空港送迎タクシーですが、クレジットカードの特典を使えばさらにお得に利用できます

例えば、トラベルデスク(海外)で、海外ツアーもしくは海外航空券を成約した「TRUST CLUB ワールドエリートカード会員」に対して、購入金額に応じたタクシーのサービスが用意されています

・ 50万円~100万円:タクシー1台を片道分無料(送迎対象地域内の特定の無料地域)

・ 100万円以上:タクシー1台を往復分無料(送迎対象地域内の特定の無料地域)


豪華な海外旅行には、優雅な空港送迎タクシーが似合いますね。

お酒を飲んだ人は「運転代行サービス」


「車で居酒屋に来てお酒を飲み、帰りは運転できないが車は置いていけない」ということ、ありませんか。

特に地方は、夜になると公共交通機関が極端に少なく、「車がないと生活できない」というのは過言ではありません。

そんな人が使っているサービスが、「運転代行サービス」です。

これは、二種免許を持っている運転手が顧客の車を運転するサービスですが、以下で簡単に流れを説明しましょう。

1. 電話などで運転代行サービスを依頼する
2. 依頼者のところに運転手2名(二種免許あり)が代行会社の車(タクシーでないことが多い)で来る
3. 運転手の1人は依頼者の車を運転する(依頼者はこちらに乗る)
4. もう1人の運転手は代行会社の車を運転して後に続く
5. 目的地に到着したら料金を支払い、鍵を受け取って完了
6. 運転手2名は代行会社の車に乗って帰る

メーター走行はしませんが、事前に大まかな運賃を確認しておくとおおむねその金額で行ってくれます

筆者も利用経験がありますが、タクシーで帰るよりも料金的にはお得でした。

割引運賃を活用しよう


全てのタクシー会社とは限りませんが、多くのタクシー会社では以下のような割引運賃を設定していますので、検討してください。



和装で1割引というのは、かなりユニークな割引制度です。

「事前確定運賃」は精神衛生上お得




≪画像元:JapanTaxi

この10月から開始されたタクシーのサービスが「事前確定運賃」です。

これまでのタクシーは「時間距離併用運賃」が基本で、それ以外の運賃はごく例外的でした。

事前確定運賃を導入した「JapanTaxi」(東京・札幌で開始)では、以下の流れで事前確定運賃を利用します。

1. アプリのマップから乗車地と降車地を選択
2. ネット決済を選択したら表示された「事前確定運賃」をタップ
3. 同意事項を確認して複数表示されたルートから1つを選択
4. 内容を確認して注文

事前確定運賃によって、以下のようなメリットが考えられます。

・ 乗客は運賃メーターの表示に怯えることがない
・ 事前にルートも設定されるので遠回りされない
・ タクシードライバーの心理的負担も軽減される

ただし、待ち合わせ時間から15分以上経過すると、事前確定運賃での運行が解除されます。

また、事前確定運賃には迎車料金が含まれているため、場合によってはメーター走行の方が安いこともあります

金銭的にはお得にならない可能性もありますが、料金を気にしなくてよい精神衛生のことを考えると、間違いなくお得です。

100年以上の歴史を持つタクシー、伸びしろは十分


日本のタクシーの歴史は、2019年で108年目を迎えるそうです。

意外と長い歴史があるタクシーですが、そのシステムは基本的に変わっていません。

しかし、技術の進歩に伴い、108年目のタクシー業界は変革の時を迎え、その伸びしろは十分です。

乗客は、今回紹介したタクシー情報を駆使して、お得にタクシーを利用してください。(執筆者:角野 達仁)

タクシーをお得に利用したい! 料金を少しでもお得にする方法を徹底解説

《角野 達仁》

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