踏み間違い事故を抑制、急発進防止装置「アクセル見守り隊」発売 データシステム

アクセル見守り隊
アクセル見守り隊全 4 枚

データシステムは11月11日、急発進防止装置「アクセル見守り隊 SAG297」の販売を開始した。

アクセル見守り隊は、年々増加するアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を未然に防ぐセーフティーアイテム。アクセル信号を常時モニターし、停車中または徐行中(10km/h以下での前進・後退)にアクセルペダルが急激に踏み込まれた際、アクセル信号を制御(アイドリング状態に)し、急発進を防止する。同時に本体から警告音を発し、踏み間違えたことを音でドライバーに伝える。

さらに車種別ブレーキハーネス(別売)を接続すれば、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏み込んでしまった場合でも、アクセル信号を制御し、ブレーキ動作を優先。その際ブレーキペダルだけを離してしまっても、アクセル信号を制御し、急発進を防止する。

また、機能を一時的にOFFにすることも可能。急こう配の坂道発進時や交差点での右折時など、機能を一時的にOFFにすることでスムースな運転ができる。再度アクセルを踏むと自動的にONに戻り、設定し忘れの心配もない。機能のON/OFFの状態はスイッチのLED点灯によって一目で確認できる。

アクセルの急踏み込みを検知する感度レベルは5段階で設定可能。ドライバーの運転に応じた調整ができる。また、アクセルを急踏み込みした回数、アクセルとブレーキを同時踏み込みした回数のメモリー機能を搭載。後でドライバーの運転状況をチェックでき、状況に応じて注意喚起などができる。

新製品は電子スロットル車専用で、車種別アクセルハーネス(別売)により幅広い車種に対応。価格(税別)は2万8000円。車種別アクセルハーネスは4000円、車種別ブレーキハーネスが3000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る