都内のタクシー会社5社、多言語音声翻訳システムの実証実験を実施

多言語音声翻訳システム設置のイメージ
多言語音声翻訳システム設置のイメージ全 2 枚

KDDIとみんなのタクシーは、都内タクシー会社5社のタクシー車両で、多言語音声翻訳システムを活用し、訪日外国人観光客がタクシー内で円滑なコミュニケーションを実現するための実証実験を実施する(12日発表)。

【画像全2枚】

タクシー会社はグリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通とチェッカーキャブ無線協同組合。

KDDIはこれまで、鳥取県、東京都、沖縄県の観光タクシー内で、システムの実証実験を実施して円滑なコミュニケーションの実現とタクシー乗務員の操作負担の軽減に関する検証と改善を繰り返して、精度向上を図ってきた。

実証実験を踏まえて、訪日外国人観光客の満足度や安心感の向上に加え、タクシー乗務員による、きめ細やかなコミュニケーションの実現に向け、システムの商用化の検討を進める。

また、都内タクシー会社5社が既に導入しているIoTサイネージサービスや、タクシー配車アプリ「S.RIDE」と連携したS.RIDE Walletの機能を持つ後部座席タブレットにシステムを搭載し、一つのタブレットで多様な機能を一括提供し、乗客の利便性向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る