住友商事、台湾最大手EVバスメーカーへ出資参画

RAC社のEVバス
RAC社のEVバス全 2 枚
住友商事は11月12日、台湾最大手の電動バスメーカーであるRAC社に出資参画すると発表した。

深刻な大気汚染が問題となっている台湾では、政府が再生可能エネルギー産業の発展に向けた諸施策に取り組んでおり、バスの電動化はその1つ。政府は、2030年までに路線バス約1万台・高速バス約5000台すべてを電動バスに切り替える計画を発表している。

RAC社は、電動バスに係る台湾政府認証を取得している唯一の台湾企業で、電動バスに特化した開発・製造・販売を手掛けている。また同社製バスは、電費性能や登坂性能などに優れ、バッテリー稼働状況も遠隔でモニター・操作が可能。RAC社はこれら利点を生かして、電動バス関わる新たなサービスの開発にも取り組んでいく計画だ。

住友商事グループは、電動バス製造販売事業という新たな事業領域をベースに、RAC社と協業。台湾国内の電動バスユーザー向けソリューションの提供など、電動バス周辺事業の開発に取り組む。さらに今後も需要拡大が見込まれる他地域への展開を図ることでRAC社との連携を深めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る