台風19号による被害で一部区間の運行を見合わせていたJR東日本の磐越東線(郡山~いわき)と八戸線(八戸~久慈)、しなの鉄道しなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井)が、11月中旬から12月上旬にかけて相次いで全線再開できる見通しとなった。
磐越東線は11月6日に郡山~小野新町(おのにいまち)間が再開していたが、残る小野新町~いわき間は11月16日に再開する予定で、同区間では現在、臨時バスが運行されている。
一方、階上(はしかみ)~久慈間で運行を見合わせている八戸線は12月上旬に再開できる見通しとなった。
田中~上田間で運行を見合わせているしなの鉄道線では、国による応急工事が11月14日に完了することを受けて、11月15日より再開する予定となった。なお、しなの鉄道線で運行されている観光列車については、11月22日に『ろくもん1・2号』を再開する予定としている。
上田駅