クルマをしっかり修理できる「プロショップ」の責任と覚悟… 九州・朝日自動車

クルマをしっかり修理できる「プロショップ」の責任と覚悟…  九州・朝日自動車
クルマをしっかり修理できる「プロショップ」の責任と覚悟… 九州・朝日自動車全 30 枚

クルマは、かけがえのない命を運ぶもの。

だからこそ、愛車の整備や修理などが必要になったとき、カーオーナーは、優秀な名医がいる病院を探すのと何ら変わらない思いで、大切な愛車を任せられるプロショップを探す。それは、至極当然のことだろう。

ところが、車両を購入したディーラーや契約している自動車保険会社などに勧められるまま、疑うこともなく、愛車の預け先を決めてしまっている人は意外と多い。

◆クルマを整備・修理するプロショップの「責任」とは?

クルマの整備や修理を行うプロショップは「大切な命」を守れるように、カーオーナーから預かった車両を、安心・安全な状態に仕上げる責任がある。

常に技術を磨き、専門知識を蓄積して、最新型の車両にも対応できるように高性能な設備を揃えておく必要があるといえるのだが…。

残念ながら、日本各地にあるすべてのプロショップがそういった姿勢や技術、設備をもっているとは限らない。整理整頓が行き届かず、古く廃れた設備を使い続け、薄暗く清潔とはいいがたい環境で、昔ながらの手作業を続けている自動車整備・修理工場も存在しているのが実情なのだ。

◆愛車を任せられる「プロショップ選び」は難しい

愛車を大切にしているカーオーナーであれば、インターネットを活用し、目星をつけたプロショップのWebサイトや利用者のクチコミなどをチェックして、じっくり検討して選んでいる人もいると思う。とはいえ「本当に信頼できるプロショップ」を選び抜くのはハードルが高いと言わざるをえない。

では、何をポイントにして「本当に信頼できるプロショップ」を見極めればよいのか…。

わかりやすいひとつとして「工場見学」がある。小さなお子さんがいる家族連れでも、安全な状態で、じっくりクルマの整備や塗装の現場を見学させてくれるプロショップであれば、整備や修理レベルはもちろんのこと、あらゆる面でカーオーナーをサポートできる体制が整っている可能性が高いだろう。

また「テュフ認証」を取得しているか、どうかも、大きなポイントといえるだろう。この認証は、公平で中立的な第三者機関であるテュフ ラインランド ジャパンが独自に設ける厳しい検査項目をクリアしたプロショップしか取得できないもので、「ゴールド」と「プラチナ」という2つのランクがある。

自動車のプロショップにとって、テュフ認証の取得は、一般カーオーナーをはじめ、自動車保険会社などの関連企業や自社で働く社員に対しても、自社のレベルの高さや信頼性を目に見えるカタチで証明する「しるし」となっているので、ぜひ覚えておいてほしい。

◆九州博多の自動車プロショップ「朝日自動車」

安全な状態での工場見学と、テュフ認証の取得。この2点を実現しているプロショップのひとつとして、九州博多の「朝日自動車(西月隈4丁目6-7・藤野利浩社長/金谷昂幸店長)」を紹介したい。

同社は、福岡市内・最大規模の自動車グループとして知られ、今年で創立31年目を迎えた老舗のプロショップ。2018年にTUV認証の最上位「プラチナ」を取得し、最新鋭の設備と高い技術、人情味あふれる親切丁寧な接客も魅力で、博多区を中心に地元のカーオーナーから頼られる存在となっている。

2019年11月10日(日)、朝日自動車は、既存顧客をはじめ近隣各地のカーオーナーを迎え入れるスペシャルイベント『お客様感謝祭』を開催。最大の目玉は、工場体験ツアーだった。


特製のスタンプラリーカードが用意され、来場者は「新車販売コーナー」で新型アルファードの美観や、広々とした車内空間をチェックできた。

工場内へ足を進めると、破損した部品を取り外し正常なものを取り付ける修理途中の車両を見ることができたり、リフトアップされた車両を下から眺めたり、ボンネットを開けてエンジンルームを見たりと、朝日自動車の整備士から説明を受けながら、クルマの点検作業をプチ体験。

このとき、車体の歪みをチェックできる高性能な最新型の設備「四輪アライメントテスター」を使用した点検作業も公開されており、家族連れの来場者たちは身を乗り出して、初めて目にする専門機器に驚きを隠せない様子だった。





次なるコーナーは「スーパーカー記念撮影」。なんと、ランボルギーニ アヴェンタドール(約6000万)、アルピーヌ A110(約800万)、ルノー メガーヌ R.S(約500万)が展示されていた。ランボルギーニは記念撮影のみだったが、アルピーヌ A110とルノー メガーヌ R.Sは、シートにすわったり、エンジン音を聞くこともでき、子どもだけでなく大人も大興奮で大盛りあがりとなった。






それを超えるほど人気を博したのは「塗装体験」。プロが使用している塗装工具・スプレーガンを使い、好きな色を選んでエンブレム塗装を行えた。これを実現できるのは、最新鋭の塗装ブースと、健康に配慮した水性塗料を導入しているからで、朝日自動車だからこそ体験できるスペシャルな取り組みだった。





このほか、クレーン付きのレッカー車両で軽自動車を釣り上げるデモンストレーションも行われ、小さい子どもたちの目が釘付けに。大人たちも、なかなか目にできない様子に見入っていた。


感謝祭では、フードエリアも設けられていた。朝日自動車 金谷店長イチオシ、有明海のキュートなアイドル「ムツゴロウ」の形をした、博多っ子のソールフード「むっちゃん万十」には長蛇の列! フライトポテトやポップコーンなどの軽食やドリンクもすべてフリーという大盤振る舞い。お菓子などをもらえる射的や、おもちゃを釣り上げるコーナーも人気だった。





最後のフィナーレ「ガラポン大抽選会」も大盛りあがり。早い段階で、特賞(旅行券5万円分)が出て、軽快なベルの音が鳴り響き、来場者たちがざわめく場面もあった。朝9時から夕方5時まで開催されたイベントには、博多区をはじめ、大野城市や糟屋郡など、300名以上が訪れる大盛況の中、幕を閉じた。

九州博多の朝日自動車が行ったイベントからは、命を運ぶクルマの整備や修理を行うプロショップとしての、強い責任感と揺らぐことのない覚悟を感じた。朝日自動車のような「本当に信頼できるプロショップ」に愛車を預けたいものだ。


<取材協力>
朝日自動車 株式会社
福岡県福岡市博多区西月隈4丁目6-7
https://asahi-auto.com/

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  2. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  7. オールラウンドに使えるスポーツタイヤ「SPORTMAX Q5A」が登場!モータースポーツに超本気なダンロップに注目…東京モーターサイクルショー2024PR
  8. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  9. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型…449馬力の直6ツインターボ搭載、表情も変化
ランキングをもっと見る