メルセデスベンツの電動車種拡大へ…新事業戦略を発表

ダイムラーのオラ・ケレニウス会長
ダイムラーのオラ・ケレニウス会長全 1 枚

ダイムラー(Daimler)は11月14日、英国ロンドンで投資家向け説明会、「キャピタル・マーケット・デイ」を開催し、新しい持続可能な事業戦略を発表した。

ダイムラーは長期的な成長の原動力が、引き続きモビリティと輸送にあると位置づけている。今後も、CO2排出量の削減と自動車産業の変革の影響を受ける収益性の向上に取り組む。

さらに、事業の効率を高め、グループの合理化を進める。これは、フリーキャッシュフローを高めるために開始された包括的な対策になる。

主力のメルセデスベンツ乗用車部門では、コスト構造を持続的に改善する。主に、原材料費の面で、いっそうのコスト削減を進める。とくに、各セグメントにおいて、利益率の高い車両のさらなる開発に焦点を当てていく。

ダイムラーは、世界のプレミアム自動車市場が量産車の市場よりも、持続的かつ早い速度で成長し続けると予想している。今後は、世界をリードするプレミアムブランドとして、プラグインハイブリッド車(PHV)とEVのラインナップを拡大する。EUのフリート燃費目標を達成するために、一貫した製品計画を実施していく、としている。

《森脇稔》

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