【F1 ブラジルGP】ホンダが1-2フィニッシュ…フェルスタッペン優勝、ガスリー2位

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ブラジル、サンパウロのインテルラゴスサーキットで17日、ブラジルGPの決勝レース(71周)が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が2位に入り、ホンダPUが1-2フィニッシュを飾った。

ポールポジションからスタートを決めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は終始トップをキープ。54周目にセフティーカーが入った際にタイヤ交換を敢行しルイス・ハミルトン(メルセデス)にトップを譲った際も、60周目のリスタートで一気にトップを奪い返し快走。66周目に2度目のセフティーカーが入った際も、残り2周でのリスタートを確実に決め、今季3度目、自身8度目となる勝利を飾った。

2位以下は波乱の展開となり、バルテリ・ボッタス(メルセデス)は52周目にトラブルでリタイヤ。フェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールは4位争いを展開する中、66周目に同士討ちでリタイヤ。アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とハミルトンは残り2周で接触し、共に順位を落とした。

最後のセフティーカーラン中にハミルトンがタイヤ交換を行ったことにより3位に浮上していたピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は、リスタート直後にハミルトンに抜かれるも、アルボンとハミルトンの接触で2位に浮上。ハミルトンはファイナルラップでガスリーに激しく襲いかかり、最終的に2台は並んで最終コーナーを立ち上がってきた。しかしガスリーがわずかに先にゴール。自身初の表彰台を獲得するとともに、ホンダの創設者本田宗一郎の誕生日に、1991年第15戦日本GP以来28年ぶりとなるホンダ1-2フィニッシュをプレゼントした。

ハミルトンは3位でフィニッシュし表彰式にも参加したが、アルボンとの接触についてペナルティが課され、5秒のタイム加算で7位の結果に。カルロス・サインツ(マクラーレン)が3位となり、以下キミ・ライコネン(アルファロメオ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ダニエル・リカルド(ルノー)のトップ6。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は苦戦したがラスト2周の大混乱をうまく切り抜け10位入賞。アルボンはホンダ表彰台独占の一角を担うかと思われたが、ハミルトンとの接触で順位を大きく落とし14位でフィニッシュした。

■F1ブラジルGP 決勝レース結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
3. カルロス・サインツ(マクラーレン)
4. キミ・ライコネン(アルファロメオ)
5. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
6. ダニエル・リカルド(ルノー)
7. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
8. ランド・ノリス(マクラーレン)
9. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
10. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
11. ケビン・マグヌッセン(ハース)
12. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
13. ロマン・グロージャン(ハース)
14. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
15. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
16. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
17. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
18. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
19. ランス・ストロール(レーシングポイント)
以上完走
--. バルテリ・ボッタス(メルセデス)

《藤木充啓》

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