米国ブリヂストン、再生カーボンブラックを原材料に用いたタイヤを商用化

自動車 ビジネス 海外マーケット
ブリヂストン ロゴ
ブリヂストン ロゴ 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)は、再生カーボンブラック(RCB)を原材料に用いたタイヤを商用化し、2020年までに廃タイヤ約200万本をリサイクルする計画を進めている。

RCBとは、廃タイヤの熱分解により製造されるリサイクルカーボンブラックのことで、タイヤの原材料の一つ。米国で販売中の一部のタイヤでは、BSAMと提携関係にある、デルタ エナジー グループ・エルエルシー社製のRCBを使用。同社のRCBは、新品のカーボンブラックと同等の性能を持ちながら、新品対比で製造時のCO2排出量を約81%削減できる。

BSAMでは今後も、RCBの使用を拡大し、2020年までに乗用車用の廃タイヤ約200万本分に相当する約6800トンのRCBを使用する計画だ。これにより、新品のカーボンブラックを使用した場合に比べて、約1万0900トンのCO2排出量の削減に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  6. 『ジムニー』に収納スペースをプラス! カーメイトから「ジムニー専用 助手席下収納バッグ」が発売
  7. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  8. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  9. 「ノイエクラッセ」をマイチェンで導入!? BMW『2シリーズクーペ』最新デザイン情報を入手
  10. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る