BMW、電動車の走行サウンドを共同開発へ…作曲家のハンス・ジマーと提携

BMWグループと将来の市販電動パワートレイン車の走行サウンドを共同開発する作曲家のハンス・ジマー氏
BMWグループと将来の市販電動パワートレイン車の走行サウンドを共同開発する作曲家のハンス・ジマー氏全 4 枚

BMWグループ(BMW Group)は11月20日、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)など、将来の市販電動パワートレイン車の走行サウンドを共同開発するために、作曲家のハンス・ジマー氏と提携を結んだと発表した。

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ハンス・ジマー氏は、ドイツ生まれの作曲家だ。映画音楽の制作も手がけており、1994年の映画『ライオン・キング』では、アカデミー作曲賞とゴールデングローブ賞を受賞している。

BMWグループは2019年6月、次世代の電動コンセプトカー、『ヴィジョンMネクスト』の走行サウンドを、作曲家のハンス・ジマー氏と共同開発した。ヴィジョンMネクストは、内燃機関を搭載しない電動車のため、静かに走る。その一方、ヴィジョンMネクストBMWの高性能ブランド、「M」を冠する電動コンセプトカーとなるため、それに相応しいサウンドが追求された。

この協力関係をさらに進めて、BMWグループは今回、将来の市販電動パワートレイン車の走行サウンドを共同開発するために、作曲家のハンス・ジマー氏と提携を結んだ。この走行サウンドを搭載する最初の市販電動パワートレイン車は、2020年から量産される予定だ。

BMWグループは、「BMW Iconic Sounds Electric」というブランド名で、BMWの将来の電動車両向けサウンドを開発していく、としている。

《森脇稔》

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