ZF、次世代モビリティ戦略を実現へ…新たな工業団地設立で合意

ZFの電動パワートレインを搭載した大型トラック(参考画像)
ZFの電動パワートレインを搭載した大型トラック(参考画像)全 1 枚

ZFは11月22日、ZF(中国)投資有限公司と中国の嘉興経済技術開発区(JXEDZ)が、中国に新たな工業団地を設立することで合意した、と発表した。

ZFは、世界最大の新車市場の中国において、生産能力の拡大や新工場の建設に、多くの投資を行っている。2004年からは上海工場において、オートマチックトランスミッションの生産を開始した。最新の「8HP」8速オートマチックトランスミッションの生産も行う。

ZFは将来的に、中国でEVパワートレインを現地生産する計画だ。そのための生産準備に、現在取り組んでいる。

またZFは、中国の江蘇省に、ZFの32の工場の中で最大の新しいステアリング工場を建設している。ZFはさらに、中国の商用車メーカーの北汽福田汽車(フォトン)との合弁事業において、ハイブリッド車向けトランスミッション「TraXon」の生産を、上海新工場で開始する。

ZFは今回、中国に新たな工業団地を設立することで、嘉興経済技術開発区と合意した。この工業団地は、ZFの顧客とパートナーを効率的にサポートし、中国のZFの次世代モビリティ戦略を実現するもの、としている。

《森脇稔》

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