自動運行装置の保安基準や新しい車両安全対策 国交省が検討へ

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国土交通省は、11月26日に、車両安全対策検討会を開催して、自動運行装置の保安基準を検討する。

交通政策審議会自動車部会がまとめた「今後の車両安全対策のあり方に関する報告書」で、子ども・高齢者の事故対応や、自動走行など新技術対応などを柱に、自動車の安全対策を推進していくことが指摘された。

子ども・高齢者の事故対応に関しては、相次いで高齢運転者の交通事故が発生していることを踏まえ、2019年6月の「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策」に基づき、安全運転サポート車(サポカーS)や、既販車への後付けの安全運転支援装置の普及策について検討することとされている。

また、2019年5月に公布された改正道路運送車両法では、新たに自動運行装置が保安基準の対象装置として追加され、公布の日から1年以内に、自動運行装置の保安基準を策定することとされている。

これを受けて今回の車両安全対策検討会では、年内にまとめる予定の高齢運転者の車両安全対策や、自動運行装置についての保安基準策定に向けた検討に加え、自動車の安全基準の拡充・強化をはじめとする具体的な車両安全対策について検討する。

《レスポンス編集部》

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