村田製作所、150度の高温に対応した車載Ethernet向けコモンモードチョークコイルを商品化

村田製作所 車載Ethernet向けコモンモードチョークコイル DLW32MH201YK2
村田製作所 車載Ethernet向けコモンモードチョークコイル DLW32MH201YK2全 1 枚

村田製作所は、車載Ethernet(100BASE-T1)向けコモンモードチョークコイル(CMCC)として、世界で初めて-55~+150度の使用温度範囲を実現した「DLW32MH201YK2」を商品化し、12月より量産を開始する。

近年、自動車の高機能化にともない、ADASをはじめとする自動運転に向けて、自動車に搭載されるECUが増加。これらを接続するネットワークとして、車載Ethernetなどの差動伝送方式を採用した高速インターフェースが増えている。こうした動きに伴い、エンジンルームなど高温環境下でも使用可能な部品のニーズが高まっている。

新製品は、温度変化にともなうストレスを吸収する金属端子の採用や、独自の材料および製品設計の組み合わせを最適化。従来製品の使用温度範囲が-40~+125度に対し、自動車内のエンジンに近い過酷な温度環境下で使用可能な-55~+150度を実現した。また、小型化を維持したことで、より広範囲のエリアにECUを配置できるようになる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る