「前検査」車検の標章に注意喚起文を記載へ

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚
国土交通省は、ユーザー車検などで「前検査」として受検した車両に、点検整備注意喚起文を記載すると発表した。

車検前に定期点検整備を行なわず、車検後に定期点検整備を行なうことを「前検査」(後整備)と呼ぶ。前検査した車両(二輪車などを除く)の検査標章裏面余白に「法定点検未実施(車検時)」を印刷し、点検整備していない車両として注意喚起する。

用途変更など、検査を伴わずに検査標章を出力する場合は、前回検査時に前検査車両だったものについては、その情報を引き継ぎ、検査標章裏面余白に印刷する。

検査標章の汚損・紛失による検査標章の再交付時も、前回検査時の情報を引き継ぎ、前回出力時と同一の検査標章を印刷する。

自動車の法定点検・整備は義務付けられているものの、実施状況は乗用車で6割程度にとどまっており、法定点検・整備の受検を促進する。

国土交通省では2017年1月から検査標章の視認性向上を図るためにデザインを変更し、検査標章裏面の余白に行政から自動車ユーザーに向けたお知らせを記載できるようにしている。

パブリックコメントを募集して2020年4月1日から実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  5. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る