相鉄線20年ぶり26番目の新駅「羽沢横浜国大駅」---11月30日よりJRと直通

相鉄線20年ぶり26番目の新駅「羽沢横浜国大駅」---11月30日よりJRと直通
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2019年11月30日より開業する相鉄線、JR東日本の共同使用駅「羽沢横浜国大駅」(はざわよこはまこくだいえき)の発車式が、11月25日に同駅にて開催された。営業開業日は11月30日の予定だ。

羽沢横浜国大駅は相鉄線とJRの相互直通運転を行うために建設された新駅で、相鉄線としては20年ぶり26番目の駅となる。相鉄本線西谷駅とJR東海道線の貨物駅付近に2.7kmの連絡線を新設、この連絡線と羽沢横浜国大駅を利用して、相鉄線とJR線が繋がるようになるわけだ。

これにより横浜と都心間の利便性向上はもちろんのこと、新幹線の新横浜駅へのアクセス時間の短縮や、振替輸送の経路の増加など、たくさんのメリットが得られる。

また、2020年には東急東横線・目黒線の日吉駅との間にも連絡線(約10km)を新設し、相鉄線と東急線の相互直通運転も予定されている。

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今回の発車式では、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の理事長・北村隆志氏、相模鉄道代表取締役社長の千原広司氏、国土交通大臣の赤羽一嘉氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏、横浜市副市長の平原敏英氏らが登壇。テープカットや記念のくす玉割り、駅長らへの花束贈呈が行われた。

相鉄の千原社長によると本駅の名前は町名である“羽沢”と地域のシンボルである“横浜国立大学”を併記することで、地域・学生のみなさんと共に沿線価値向上を目指していきたいという想いが込められているそうだ。

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駅のデザインは相鉄グループが取り組んでいる「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、鉄・レンガ・ガラスを用いて「安心×安全×エレガント」をテーマにデザインされている。光このプロジェクトデザインはすでに二俣川駅、いずみ野駅でも採用されており、長い期間をかけて熟成する駅空間を目指していく。

同駅では開業日である11月30日には相鉄が主催する「ハザコクフェスタ」も開催される。記念式典やトークライブ、記念グッズの販売などが予定されている。

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《二城利月》

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