電車を心と身体の「成長空間」に…山手線の車内で心身トレーニングができるアプリが登場

試験公開の場となっている山手線のE235系。「'TRAIN'ing」(トレイニング)の名は「トレイン」と「トレーニング」を掛け合わせたもの。
試験公開の場となっている山手線のE235系。「'TRAIN'ing」(トレイニング)の名は「トレイン」と「トレーニング」を掛け合わせたもの。全 4 枚

JR東日本とJR東日本スポーツは11月27日、電車専用トレーニングアプリ「'TRAIN'ing」(トレイニング)の試験公開を11月26日から開始したと発表した。

これは、従来、移動空間であった電車を「成長空間」に変えるという発想で開発されたもので、乗客の目的や乗車位置、混雑率に応じて、山手線E235系車内の座席や吊り手、手すりなどを使って心身のトレーニングを行なう。

トレーニングは、JR東日本スポーツが首都圏の「エキナカ」「エキチカ」で運営しているフィットネスクラブ「JEXER」(ジェクサー)の健康運動指導士やフィットネスインストラクターが監修した「'TRAIN'ing」が発する音声ガイダンスにより行ない、プログラムには筋力トレーニング、ストレッチ、マインドフルネスなど80を超えるものを用意。電車内のわずかな時間で本格的なトレーニングをできるとしている。

2020年3月12日まで実施され、アプリのダウンロードは12月26日まで可能。利用期間は起動日から77日間。動作にはiOS11以上がインストールされているiPhoneが必要。

「'TRAIN'ing」の利用イメージ。アプリを起動して乗車すると、E235系に搭載されたビーコンが検知し、乗車中の画面へ移る。「座っている」「手すりにつかまっている」「つり革につかまっている」といったポジション別にベストなプログラムが自動的に生成されるという。「'TRAIN'ing」の利用イメージ。アプリを起動して乗車すると、E235系に搭載されたビーコンが検知し、乗車中の画面へ移る。「座っている」「手すりにつかまっている」「つり革につかまっている」といったポジション別にベストなプログラムが自動的に生成されるという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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