映画『ジョン・デロリアン』12月7日公開、名車を造った男の破天荒な人生

映画『ジョン・デロリアン』 (c) Driven Film Productions 2018
映画『ジョン・デロリアン』 (c) Driven Film Productions 2018全 10 枚

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシンのベースカーとして知られるデロリアン『DMC-12』。その開発者の人生を描いた映画「ジョン・デロリアン」が12月7日に公開される。

【画像全10枚】

193cmの長身で仕事と美女を愛し、派手なセレブ暮らしを送ったジョン・デロリアン。しかし彼の理想と夢を注ぎ込んだDMC-12が生産されたのはわずか3年半、自ら立ち上げた自動車メーカーも倒産してしまう。会社の凋落を決定づけたのは、社長のジョン・デロリアンが麻薬取引で逮捕されるという一大スキャンダルだった。

天才的自動車エンジニアでありな がら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家、英国、米国、そしてスイスの政府からお金を巻き上げるほど破天荒な人生を歩んできたジョン・デロリアン。本作はその人生の中で、最も激動だった時期にフィーチャーした初めての伝記的映画だ。

撮影時には、現在のオーナーたちによって完璧に整備された30台以上のデロリアンが勢揃いしたという。劇中、今ではなかなかお目にかかることはできないデロリアンが、特徴的なガルウィングドアを開き、堂々たる姿を披露する。このほか、ポンティアック『GTO』と言った数々の名車が登場。マニア必見の作品に仕上がっている。

出演はリー・ペイス、ジェイソン・サダイキス、ジュディ・グリア、マイケル・カドリッツほか、監督はニック・ハム。12月7日より新宿武蔵野館で公開。全国順次ロードショーの予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る