三菱ふそう、外国人技能実習生から初の特定技能1号が誕生

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は12月4日、外国人技能実習制度「自動車整備作業」の特定技能1号を取得した実習生2名が就労を開始したと発表した。

外国人技能実習制度は、外国人実習生が日本の産業における技能や知識を習得・習熟し、開発途上国等へ移転することを目的として1993年に創設。特定技能1号は、同制度の「自動車整備職種」に、今年4月より追加法整備された在留資格。在留期間が最長5年となり契約社員としての就労が可能になる。

MFTBCでは、2016年10月より技能実習生を採用。現在は、ベトナム、フィリピン、インドネシア国籍の計190名が全国の拠点で技能実習を行っている。今回就労を開始した2名は、2016年より技能実習生として実習を開始し、技能実習2号を修了し特定技能に移行した。

同社では、外国人技能実習制度により、海外へ日本の高い点検整備技術の展開をサポートするとともに、車両整備に精通したグローバル人材を育成し、アジア各国を中心とした地域に優れた整備技術を展開していく。また、3年間の「技能実習1号・2号」を修了した実習生の希望者に対して、特定技能1号へ移行し雇用を継続していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 「バイクで町おこし」埼玉県小鹿野町に750台が集結、ヤマハがライダー向け「カフェ」提供
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る