首都高小松川JCT開通効果、所要時間は最大20分以上短縮…ナビタイム分析速報

小松川JCT開通前後での経路の比較
小松川JCT開通前後での経路の比較全 2 枚

ナビタイムジャパンは、12月1日の首都高 小松川JCT開通に伴う、「首都圏の交通流」への影響分析速報を発表した。

今回は、小松川JCTの開通により首都圏を走行する自動車に与えた影響について、小松川JCTから板橋JCTにかけて走行した車両を分析対象とし、当該区間を走行した車両の走行経路および所要時間に関する分析を実施。ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ「カーナビタイム」や「トラックカーナビ」などから取得した走行実績データを「道路プロファイラー」で分析した。

まず、小松川JCTと板橋JCTの2か所を走行した車両のデータを抽出し、開通前後での走行経路を可視化。開通前は都心環状線を経由する経路が選択されていたが、開通後は75%の車両が、小松川JCTを利用し中央環状線を経由する経路を利用。小松川JCTの開通により、交通量の多い都心環状線を迂回した経路選択が行われるようになった傾向が見受けれられる。

次に、小松川JCTから板橋JCTまでの所要時間について、開通前の都心環状線を経由する経路と、開通後の中央環状線を経由する経路を、それぞれ可視化。開通前は交通量の多い都心環状線を経由するため、混雑する時間帯(7時~10時)を中心に最大で50分以上を要していた。一方、開通後は中央環状線を経由する経路となり、混雑する時間帯であっても所要時間は最大で30分程度。小松川JCT開通により、混雑する都心環状線を迂回した経路が利用できるようになり、当該区間の所要時間が最大で20分以上短縮できたことがわかる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. アキュラの新型SUV『RSX』が初公開! SNSでは「デザイン、攻めてきたな」「逆輸入して」などホンダファンも反応
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る