JR貨物松山駅が移転、EH800形電気機関車には遠隔監視システム…2020年3月「春のダイヤ改正」

道南いさりび鉄道を走るEH800形電気機関車牽引の貨物列車。同機関車にはリアルタイムに状態を遠隔で監視するシステムが搭載される。
道南いさりび鉄道を走るEH800形電気機関車牽引の貨物列車。同機関車にはリアルタイムに状態を遠隔で監視するシステムが搭載される。全 5 枚

JR貨物は12月13日、2020年3月14日にダイヤ改正を実施すると発表した。

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この改正では、松山駅付近の連続立体化事業を受けて、JR四国松山駅(愛媛県松山市)の南側にあるJR貨物松山駅が、5.9km離れた予讃線北伊予~伊予横田間の愛媛県伊予市と松前(まさき)町に跨る地域に移転し、「松山貨物」に改称される。

愛媛県南部から高速道路を経由してのアクセスが向上する同駅は、コンテナ車を最大13両取り扱うことができるコンテナホームを有しており、積替ステーションとして、ウイングボディタイプのトラックによる作業が可能となる。同駅では高松貨物ターミナルから5時3分に到着する下り列車と20時30分に発車する高松貨物ターミナル行き上り列車を扱う。

また、鍋島~東京貨物ターミナル間、東京貨物ターミナル~福岡貨物ターミナル間、百済(くだら)貨物ターミナル~札幌貨物ターミナル間、大館~隅田川間、隅田川~新潟貨物ターミナル間といった需要が高い区間で輸送力を増強するほか、宇都宮貨物ターミナル~高松貨物ターミナル間で大型の31フィートコンテナの輸送ルートを設定する。

今改正でも機関車やコンテナ、フォークリフトの増備が行なわれ、機関車では本線牽引用のEF210形電気機関車3両、入換え用のHD300形ハイブリッド機関車2両、本線牽引・入換え用のDD200形ディーゼル機関車8両を新製する。コンテナは総勢4050個、フォークリフトは総勢143台を新製する。

なお、機関車では青函用のEH800形電気機関車に車両の状態を遠隔でリアルタイムに監視するリモートモニタリングシステムが導入される。

このほか、駅設備のリニューアルやトラックからコンテナへの積替えを行なう積替ステーションの整備を推進。総合物流企業への実現へ向けた取組みとして、JR貨物初のマルチテナント型物流施設である「東京レールゲートWEST・EAST」が整備され、WESTは2020年2月に、EASTは2022年8月に竣工する予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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