自動車保険の電話応対をAIが支援、三井住友海上火災保険がシステムを導入

顧客対応するオペレーター業務のイメージ
顧客対応するオペレーター業務のイメージ全 2 枚
三井住友海上火災保険は12月13日、コールセンターでの自動車保険の手続き対応に、AI(人工知能)を活用した電話応対スクリプトの自動表示システム(オートコールスクリプトシステム)を導入すると発表した。

システムは、コールセンターのオペレータが自動車保険の契約内容変更手続き、新規契約手続きを行う際、コールスクリプトをパソコン画面に自動的に表示するもの。オペレータは、表示内容に沿って顧客とやり取りすると、手続きを完了できる。

音声認識システムとも連動しており、発話内容をクリックすると「免許証の色」「運転者年齢条件」「変更年月日」など、間違いやすい項目を抽出し、自動選択できる機能や、あらかじめ機械学習したFAQから回答候補を抽出する機能がある。

これによってオペレータは、従来使用していた100ページにも及ぶ冊子のコールスクリプトを使用せずに、正確、迅速に顧客対応が可能となるほか、オペレータの業務効率化と生産性向上につなげる。

今後、自動車保険の契約内容変更手続きや、新規契約手続きに加えて、火災保険の変更手続きにも対象を拡大していく予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る