見守りカメラとAIで交通事故危険度を推定 NECと沖縄電力が実証実験

事故予測を分析する画面のイメージ
事故予測を分析する画面のイメージ全 1 枚

沖縄電力と日本電気(NEC)は12月16日、沖縄県うるま市内の通学路である安慶名交差点近くの電柱に見守りカメラを1台を設置し、映像からAIを用いて交通流データを分析することで、交通事故の危険度を推定する実証実験を開始したと発表した。実証期間は2020年2月まで。

実証実験では、AIを活用し、電柱に設置した見守りカメラの映像から人や普通車、大型車を識別しながら、車種別車両走行台数や速度、歩行者交通量といった交通流データを収集・分析し、各時間帯における交通事故の危険度を推定する。

推定した危険度情報を「沖縄IoTプラットフォーム」を活用して外部に提供することで、自治体などが事故防止のためのインフラ整備や市民への注意喚起を検討する際のデータとして活用してもらう。

沖縄電力とNECは今後、交通流データに加え、交通事故データや学校・公共・福祉などの施設データ、各種イベント、気象データなどの情報も取り入れることで、予測精度向上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る