エヌビディア、レベル4の自動運転車開発を支援…世界最大級のライドシェア企業と提携

エヌビディアの自動運転車のシミュレーションプラットフォーム「NVIDIA DRIVE Constellation」
エヌビディアの自動運転車のシミュレーションプラットフォーム「NVIDIA DRIVE Constellation」全 3 枚

エヌビディア(NVIDIA)は12月17日、自動運転の分野において、「ディディチューシン」(Didi Chuxing、滴滴出行)と提携すると発表した。

ディディチューシンは、世界最大級のライドシェア企業で、モバイル交通プラットフォームを手がけている。中国を含むアジアや中南米、オーストラリアの5億 5000万人のユーザーに対して、タクシーやバスサービス、ドライバー派遣、バイクシェアリング、電動バイクシェアリングなど、アプリベースの輸送サービスを提供している。ディディチューシンのプラットフォームを活用している数千万人のドライバーが、年間10億人の人々の移動を支援している。

エヌビディアは、このディディチューシンと提携を結ぶ。ディディチューシンは自社のデータセンターにおいて、 「NVIDIA GPU」を使用して機械学習アルゴリズムをトレーニングし、レベル4の自動運転車の推論のために 「NVIDIA DRIVE」を活用する。

ディディチューシンの自動運転車の AI(人工知能)を集約的に処理するために NVIDIA DRIVEが、多数のディープ ニューラル ネットワーク(DNN)を使用する。そして、カメラ、ライダー、レーダーなど、すべてのセンサーからのデータを融合し、車両の全周囲の環境を把握し、安全な走行ルート計画を立てる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 8人乗りのフォルクスワーゲン登場! 選択肢広がるミニバン『マルチバン』
  2. トヨタ『FJクルーザー』復活スクープにSNS沸く…5月のスクープ記事ランキング
  3. 雨音もロードノイズも低減! 車内静音化のスゴ技とは[音の専門店が頼りになる理由]
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 「アルパインスタイル千葉R16」グランドオープン、関東エリア4店舗体制に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  3. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  4. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
  5. 世界唯一のマッスルEV『チャージャー・デイトナ』に4ドアセダン登場
ランキングをもっと見る