自動運転車向け最新センサー技術、オン・セミコンダクターがデモを予定…CES 2020

オン・セミコンダクタ―の自動運転車向けの最新センサー技術のイメージ
オン・セミコンダクタ―の自動運転車向けの最新センサー技術のイメージ全 1 枚

オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)は、2020年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2020において、自動運転車向けの最新ライダー(LiDAR)技術を出展し、デモを行うと発表した。

オン・セミコンダクターはCES 2020において、短距離、中距離、長距離のライダーアプリケーション用に設計された業界初の高解像度かつ広い視野の単一光子アバランシェダイオード(SPAD)アレイのデモを行う予定だ。

SPADアレイとは、車両周囲のモノクロイメージと深度マップを同時に生成する低照度光子検出機だ。この技術の低密度バージョンは、2m以上の距離では機能せず、また明るい照明条件では充分な信頼性を実現できていない。オン・セミコンダクターの新しいデバイスは、高い柔軟性を持っており、スキャンやフラッシュなど、さまざまなシーンの照明アーキテクチャとして使用できるという。

またCES 2020では、車載イメージング技術に関する多くのデモ展示を行う。これには、低照度かつ霧環境で動作する先進運転支援システム(ADAS)向けの8.3MP車載イメージセンサーをはじめ、ロボットタクシー市場のニーズへの対応を目的としたドライバーと乗員モニター用の12MPイメージセンサーが含まれる。

また、1個のセンサーで長距離と短距離の両方の運用を可能にしたADAS用の新しいマルチモーダルレーダー機能の「MIMO+」も紹介する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る