トライアンフモーターサイクルズジャパンは、ストリートファイターのエントリーモデル、新型『ストリートトリプルS』を2020年春(予定)に発売すると発表した。
新型ストリートトリプルSは、昨秋モデルチェンジした上位モデル『ストリートトリプルRS』に合わせ、よりアグレッシブなスタイリングに刷新。ポジションライトを備えたツインLEDヘッドライトを採用したほか、新型フライスクリーン、エアインテーク、サイドパネル、リアユニットなど、角ばったスポーティなスタイリングとした。
パワーユニットは、最高出力95.2psを発生する660cc並列3気筒エンジンを搭載。60Nmの最大トルクで、低回転域から回転域全体にわたって優れたパフォーマンスと瞬発的な応答性を実現する。またユーロ5の排ガス基準適合のために、エキゾーストシステムを改良。加速時の刺激的な吸気音とともに、トリプルエンジン特有の豊かで深みのあるサウンドを奏でる。
足回りでは、象徴的なガルウィングスイングアームが、ねじり剛性と横方向の柔軟性を提供し、高速走行時の安定性を最大限に発揮する。サスペンションはShowa製ハイスペック仕様を採用。フロントが41mm径セパレートファンクションフォーク、リアはピギーバッグリザーバータイプモノショック。Nissin製スライディングキャリパーを備えたフロントダブルディスクと、Brembo製プレミアムキャリパーを備えた固定式シングルリアディスクを備え、優れた制動力を発揮する。
ツインLEDヘッドライトさらに、ライドバイワイヤシステム、トラクションコントロール、2つのライディングモード(ロードおよびレイン)など、先進装備も採用。走行条件に合わせてスロットルレスポンスとトラクションコントロール設定を調整し、LCDディスプレイから選択できる。
ボディカラーはクリスタルホワイト1色のみで、価格は99万円。
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