メルセデスベンツと中国吉利、次期スマートEVを共同開発へ…合弁会社「スマート・オートモビル」設立

現行スマートのEV、EQフォーフォーとEQフォーツー(参考画像)
現行スマートのEV、EQフォーフォーとEQフォーツー(参考画像)全 2 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月8日、中国の浙江吉利控股集団との間で、次期スマートのEVを共同開発するための折半出資の合弁会社、「スマート・オートモビル」を設立した、と発表した。

浙江吉利控股集団は、スウェーデンのボルボカーズの親会社として知られる。2017年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズも傘下に収めるなど、拡大路線を歩んでいる。

また、浙江吉利控股集団は2018年2月、ダイムラーの全株式の9.69%を取得し、筆頭株主になった。合弁会社の設立は、両社の提携関係を強化するものになる。

メルセデスベンツ傘下のスマートブランドは2020年から、全モデルの電動化を行う計画だ。まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化する。その後、全世界へこの戦略を拡大していく。

なお、次期スマートのEVは2022年に発売される予定。中国に新たに建設する電動車専用工場で組み立て、世界市場に投入する計画だ。

《森脇稔》

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